紫黒米新品種「兵系紫75号」の育成
紫黒米新品種「兵系紫75号」の育成
レコードナンバー | 761645 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ20009960 | NACSIS書誌ID | AA11834662 |
著者名 | 池上 勝 三好 昭宏 世古 晴美 ほか4名 | ||
書誌名 | 兵庫県立農林水産技術総合センター研究報告. 農業編 = Bulletin of the Hyogo Prefectural Technology Center for Agriculture, Forestry and Fisheries. Agriculture section | ||
発行元 | 兵庫県立農林水産技術総合センター | ||
巻号,ページ | 56号, p.6-12(2008-03) | ISSN | 13477722 |
全文表示 | PDFファイル (3203KB) | ||
抄録 | 1.紫黒米粳新品種「兵系紫75号」は、掛米専用系統「兵系カ43号」を種子親に、紫黒米系統「育253-10」を花粉親として人工交配を行い、系統育種法により育成した。紫黒米系統「育253-10」は、紫黒米品種「むらさきの舞」の兄弟系統である。2.熟性は早生種で、草型は短稈中間型である。芒の発生は少なく短い。ふ色、芒及びふ先色は黄白色に区分されるが、見かけは黄土色である。脱粒性は難である。強稈で耐倒伏性が強い。葉いもち圃場抵抗性は弱である。精玄米重は「むらさきの舞」対比116%と多い。千粒重が27.7gの大粒で、粒形は中長である。粒色は玄米果皮にアントシアニン色素が集積し、暗紫色である。3.現在、兵庫県では紫黒米品種「むらさきの舞」が、多くの加工食品の着色原料として利用されている。紫黒米新品種「兵系紫75号」は、多収性で栽培特性が優れており、「むらさきの舞」と同様に着色原料としての需要が期待される。 | ||
索引語 | 紫黒米;系統;むらさきの舞;紫黒米新品種;兵系紫75号;芒;着色原料;育成;粳;新品種 | ||
引用文献数 | 4 | 登録日 | 2011年02月01日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |