淡路島産タマネギ(Allium cepa L.)のDNA診断による品種識別
淡路島産タマネギ(Allium cepa L.)のDNA診断による品種識別
レコードナンバー | 761649 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ20009960 | NACSIS書誌ID | AA11834662 |
著者名 | 山元 義久 松本 純一 玉木 克知 ほか2名 | ||
書誌名 | 兵庫県立農林水産技術総合センター研究報告. 農業編 = Bulletin of the Hyogo Prefectural Technology Center for Agriculture, Forestry and Fisheries. Agriculture section | ||
発行元 | 兵庫県立農林水産技術総合センター | ||
巻号,ページ | 56号, p.30-36(2008-03) | ISSN | 13477722 |
全文表示 | PDFファイル (3605KB) | ||
抄録 | 淡路島産タマネギの産地偽装表示対策の一部として、DNAマーカーを用いて、淡路島で作付されている品種と作付けされていない品種との識別を試みた。1.供試した19種のDNAマーカーのうち、染色体遺伝子の変異を検出するマーカー17種は、品種間の多型と共に多くの品種内多型を示した。細胞質遺伝子由来のDNAマーカー2種については、供試した淡路島作付18品種中1品種のみで品種内多型が確認された。2.24個体を調査した淡路島作付11品種と、すでに24または16個体について多型頻度が報告されている他産地作付32品種との、計352組合せのうち、2組合せでは有意差を示すマーカーが確認されなかったものの、他の350組合せでは1%または0.1%水準で有意差を示すマーカーが見つかり、十分な精度で品種判別が可能と考えられた。3.8個体を調査した7品種と他産地作付32品種との224組合せについては、2組合せでは有意差を示すマーカーが確認されず、残りの222組合せでは1%または0.1%水準で有意差を示すマーカーが見つかり、少数の個体しか供試できない場合でも、24または16個体で作成したカタログを比較対照とすればおおむね識別が可能であった。 | ||
索引語 | 有意差;マーカー;供試;確認;淡路島産タマネギ;DNAマーカー;品種;識別;品種内多型;調査 | ||
引用文献数 | 6 | 登録日 | 2011年02月01日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |