クローブ、シナモンの有効成分およびユッカ抽出物の添加が泌乳牛の生産性と栄養生理状態に及ぼす影響

クローブ、シナモンの有効成分およびユッカ抽出物の添加が泌乳牛の生産性と栄養生理状態に及ぼす影響

レコードナンバー761712論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20009961NACSIS書誌IDAA11834673
著者名生田 健太郎
山口 悦司
高田 修
ほか2名
書誌名兵庫県立農林水産技術総合センター研究報告. 畜産編
発行元兵庫県立農林水産技術総合センター
巻号,ページ44号, p.16-23(2008-03)ISSN13477730
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抄録クローブ、シナモンの有効成分およびユッカ抽出混合物(エクストラクト・デーリィ・ミックス:XDM)の添加が泌乳牛の生産性と栄養生理状態に及ぼす影響を検討するため、初産牛5頭、経産牛15頭、計20頭を供試し、当所慣行の完全混合飼料(TMR)にXDMを50g/頭/日添加する添加区と添加しない対照区を設け、一期28日間のクロスオーバー法にて飼養試験を行なったところ、以下の結果が得られた。1.乾物摂取量は対照区が24.5kg/日、添加区が24.2kg/日で、XDM添加により有意(P<0.05)に低下した。2.体重と日増体量にはXDM添加による影響は認められなかった。3.乳量は対照区が35.7kg/日、添加区が36.7kg/日で、XDM添加により有意(P<0.05)に増加したが、4%脂肪補正乳量では両区間に差は認められなかった。一般乳成分率、体細胞数および乳中尿素窒素濃度にはXDM添加による影響は認められなかった。4.第一胃液性状は飼料給与1時間後ではXDM添加による影響は認められなかった。6時間後のpHは対照区が6.66、添加区が6.53で、XDM添加により有意(P<0.05)に低下した。一方、6時間後の総揮発性脂肪酸(VFA)濃度は対照区が9.50mmol/dl、添加区が10.30mmol/dlで、XDM添加により有意(P<0.05)に増加した。このとき、VFA中の酢酸比率が対照区65.0%、添加区63.7%と低下する傾向(P<0.10)が認められ、酢酸/プロピオン酸比も対照区3.24に対し、添加区3.01と低下する傾向(P<0.10)が認められた。6時間後のアンモニア態窒素濃度にはXDM添加による影響は認められなかった。5.血中成分ではいずれの項目もXDM添加による影響は認められなかった。以上より、XDMの添加は第一胃機能の調整を介して乳量を増加させる可能性が示唆された。
索引語XDM添加;影響;添加区;対照区;低下;添加;XDM;増加;クローブ;シナモン
引用文献数23
登録日2011年02月01日
収録データベースJASI, AGROLib

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