メロンえそ斑点ウイルスの媒介菌Olpidium bornovanusに感染阻害効果を示す新規Bacillus属菌の選抜

メロンえそ斑点ウイルスの媒介菌Olpidium bornovanusに感染阻害効果を示す新規Bacillus属菌の選抜

レコードナンバー761814論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014149NACSIS書誌IDAN0019269X
著者名池頭 靖夫
大木 健広
松尾 和敏
ほか9名
書誌名日本植物病理學會報 = Annals of the Phytopathological Society of Japan
別誌名Japanese journal of phytopathology
日本植物病理学会報
発行元日本植物病理學會
巻号,ページ74巻・ 3号, p.148-152(2008-08)ISSN00319473
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抄録メロンえそ斑点病は全国のメロン産地で発生し、果実品質を低下させる重要ウイルス病害である。本病の病原ウイルスであるメロンえそ斑点ウイルス(MNSV)は、土壌中に生息する絶対寄生菌Olpidium bornovanusにより媒介される。これまで本病は、臭化メチル剤の土壌くん蒸により防除されてきたが、本剤は先進国では不可欠用途を除き2005年に全廃されたことから代替防除技術の開発が急務とされた。新しい防除技術として熱水・蒸気消毒技術が一部の地域で利用され始めたが、病原ウイルスとO. bornovanusが土壌深層に残存し、本病を容易に再発させるため思うような防除効果は得られていない。MNSVのメロンヘの感染を防ぐためには、媒介菌であるO. bornovanusのメロン根への感染を阻止する新しい技術の開発が必須と思われる。総合的病害虫管理(IPM)技術のひとつとして、植物病害を抑制する有用徴生物を利用した生物防除技術の開発が積極的に行われている。筆者らは、化学農薬に頼らずに本病を防ぐ環境保全型での生物防除技術を開発するため、O. bornovanus遊走子のメロン根への感染を阻害する土壌微生物を探索し、選抜された有用微生物の中からMNSVの発病も抑制する新規Bacillus属菌を発見するに至ったので、ここに報告する。
索引語メロンえそ斑点ウイルス;媒介菌Olpidium;bornovanus;感染阻害効果;新規Bacillus属菌;選抜
引用文献数17
登録日2011年01月18日
収録データベースJASI, AGROLib

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