メンブレンフィルター免疫染色法を利用したスイカ種子からのスイカ果実汚斑細菌病菌の検出と分離
メンブレンフィルター免疫染色法を利用したスイカ種子からのスイカ果実汚斑細菌病菌の検出と分離
レコードナンバー | 761815 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00014149 | NACSIS書誌ID | AN0019269X |
著者名 | 松浦 貴之 白川 隆 佐藤 仁敏 ほか2名 | ||
書誌名 | 日本植物病理學會報 = Annals of the Phytopathological Society of Japan | ||
別誌名 | Japanese journal of phytopathology 日本植物病理学会報 | ||
発行元 | 日本植物病理學會 | ||
巻号,ページ | 74巻・ 3号, p.153-156(2008-08) | ISSN | 00319473 |
全文表示 | PDFファイル (2309KB) | ||
抄録 | スイカ果実汚斑細菌病は、1998年に山形県のスイカにおいて国内で初めて発生が確認された後、鳥取県、長野県、徳島県、熊本県で散発的に発生が確認されている。本病はAcidovorax avenae subsp. citrulli(以下、Aac)により引き起こされ、種子伝染することが知られている。また、本菌による果実汚斑細菌病は、スイカ以外にもトウガン、メロンで発生が確認されており、これらの発生原因も種子伝染であると報告されている。そのため、本病の発生を防止するには健全種子の供給が重要と考えられ、汚染種子の混入を高感度・高精度に検出する検査方法の確立が重要となる。また、PCRや免疫学的手法で検出された汚染種子を感染源として証明するためには、少なくとも生きた細菌を分離する必要がある。本研究では、1,000粒のスイカ種子からスイカ果実汚斑細菌病菌を高精度に検出、分離するため、既報のAac用選択培地(以下、AacSM)を用いたメンブレンフィルター免疫染色法の適用について検討した。 | ||
索引語 | メンブレンフィルター免疫染色法;利用;スイカ種子;スイカ果実汚斑細菌病菌;検出;分離 | ||
引用文献数 | 15 | 登録日 | 2011年01月18日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |