遺伝子組換え大豆のF344ラットによる104週間摂取試験
遺伝子組換え大豆のF344ラットによる104週間摂取試験
レコードナンバー | 761824 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00009680 | NACSIS書誌ID | AN00117741 |
著者名 | 坂本 義光 多田 幸恵 福森 信隆 田山 邦昭 安藤 弘 高橋 博 久保 喜一 長澤 明道 矢野 範男 湯澤 勝廣 小縣 昭夫 | ||
書誌名 | 食品衛生学雑誌 | ||
別誌名 | Journal of the Food Hygienic Society of Japan Food hygiene and safety science J. Food Hyg. Soc. Jpn. Food Hyg. Saf. Sci. 食衛誌 Shokuhin eiseigaku zasshi | ||
発行元 | [日本食品衛生学会] | ||
巻号,ページ | 49巻・ 4号, p.272-282(2008-08) | ISSN | 00156426 |
全文表示 | PDFファイル (5976KB) | ||
抄録 | 除草剤グリホサート耐性の性質を有する遺伝子組換え大豆(GM大豆)の安全性を確かめる目的で、ラットを用い、GM大豆および非遺伝子組換え大豆(Non-GM大豆)を30%の割合で添加した飼料による104週間摂取試験を行った。また大豆に特異的な作用を観察する目的で、一般飼料(CE-2)を大豆と同様の期間摂取させた。GMおよびNon-GM大豆群とCE-2群間には、検査項目の一部に差が見られたが、GM大豆群の体重、摂餌量、血液学的および血清生化学検査結果、臓器重量には、いずれもNon-GM大豆群と比べて顕著な差は認められなかった。組織学的にもGM大豆に特徴的な非腫瘍性病変や腫瘍性病変の発現や自然発生病変の発現率の増加は認められなかった。GM大豆の性状はNon-GM大豆と顕著な差はなく、飼料に30%まで添加し、104週間摂取させても障害作用はないものと考えられた。 | ||
索引語 | GM大豆;差;遺伝子組換え大豆;104週間摂取試験;目的;Non-GM大豆;添加;飼料;大豆;Non-GM大豆群 | ||
引用文献数 | 27 | 登録日 | 2011年07月27日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |