ザンビア共和国におけるトリパノソーマ病の疫学調査と伝播経路の探索

ザンビア共和国におけるトリパノソーマ病の疫学調査と伝播経路の探索

レコードナンバー762113論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00004754NACSIS書誌IDAA10796138
著者名目堅 博久
今内 覚
Simuunza M.
ほか8名
書誌名The journal of veterinary medical science
別誌名Journal of veterinary medical science
J. vet. med. sci
発行元Japanese Society of Veterinary Science
巻号,ページ70巻・ 9号, p.923-928(2008-09)ISSN09167250
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抄録ザンビア共和国ローワザンベイジ地方でナガナ病の原因となるトリパノソーマ原虫の疫学調査とその伝播経路の探索を行った。同地方のツェツェバエ(Glossina pallidipes)計550匹のトリパノソーマ感染をPCR法により調査した結果、T. vivax universal、T. congolense savannah、T. congolense forest、T. congolense kilifiの感染率はそれぞれ4.2%(23/550)、4.7%(26/550)、1.1%(6/550)、1.6%(9/550)だった。さらに、ツェツェバエが吸血した動物種を特定するため、体内に残された哺乳動物のチトクロームb遺伝子の塩基配列を解析した。その結果、ヒト、ゾウ、バッファロー、ヤギなど7種類の遺伝子が検出された。同地方の主要な家畜であるヤギの遺伝子が検出されたことから、6つの村で飼育されている土着ヤギ86頭の感染状況をPCR法で調査した結果、T. vivax universal、T. congolense savannah、forest、kilifi感染率はそれぞれ4.6%(4/86)、5.8%(5/86)、4.6%(4/86)、4.6%(4/86)だった。この結果から、ベクターの吸血源の特定は病原体の伝播経路の解明に有用であると考えられる。本研究は、同地方のトリパノソーマ症の被害の抑制につながると思われる。
索引語.;congolense;伝播経路;同地方;結果;疫学調査;探索;ツェツェバエ;PCR法;調査
引用文献数29
登録日2011年01月13日
収録データベースJASI, AGROLib

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