ウサギ出血病における腎機能と電解質バランスの障害

ウサギ出血病における腎機能と電解質バランスの障害

レコードナンバー762116論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00004754NACSIS書誌IDAA10796138
著者名Chen S.Y.
Chou C.C.
Liu C.I.
ほか1名
書誌名The journal of veterinary medical science
別誌名Journal of veterinary medical science
J. vet. med. sci
発行元Japanese Society of Veterinary Science
巻号,ページ70巻・ 9号, p.951-958(2008-09)ISSN09167250
全文表示PDFファイル (4805KB) 
抄録ウサギ出血病ウイルス(RHDV)は成獣ウサギに突発性肝炎を引き起こす。我々は獣医学的処置の指標としてのRHDVの病因を明らかにするために、実験感染させたウサギの関連する血清パラメーターを測定し、腎機能の傷害と電解質バランスを調べた。合計19匹(雌10匹、雄9匹)のニュージーランドホワイトウサギに0.5mlの50%ウサギ致死量RHDVを筋肉内接種した。血液サンプルを接種後0時間及び接種後18時間から66時間にかけて6時間置きに採取した。ウイルス接種後、血清中の血液尿素窒素(BUN)、クレアチニン(CREA)、及びナトリウム(Na(+))は非常に有意に(p<0.0001)上昇したが、血清カリウム(K(+))は中程度に有意に(p<0.05)上昇した。低血糖症は有意に(p<0.0001)発現した。血清塩素イオン(Cl(-))のみが有意に変化しなかったパラメーターであった(p=0.07)。これらのパラメーターにおいて有意な性差は観察されなかった。BUNとCREAの上昇に示されるように、接種後36時間後に腎機能不全が進行した。電解質の有意な変化は細胞外液の浸透圧を上昇させ、細胞外液の流れを乱し、ひいては細胞の恒常性を破壊する。したがって、後期に見られた腎機能と電解質バランスの障害は、RHDの急性突発性肝炎から回復したウサギにとって重要な予後不良の指標であると考えられる。
索引語上昇;腎機能;電解質バランス;障害;RHDV;指標;ウサギ;BUN;CREA;パラメーター
引用文献数24
登録日2011年01月13日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat