スギ幼齢林における広葉樹稚樹の発生と分布

スギ幼齢林における広葉樹稚樹の発生と分布

レコードナンバー762154論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00013100NACSIS書誌IDAN10072741
論文副題ミズナラを種とする二次林の伐採跡地における事例
著者名長谷川 幹夫
書誌名富山県林業技術センター研究報告
別誌名Journal of the Toyama Forestry and Forest Products Research Center
発行元富山県林業技術センター
巻号,ページ6号, p.8-15(1992-11)ISSN09150013
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抄録3年生のスギ造林地において広葉樹稚樹の発生経過と分布状況を調べた。この造林地の前生樹は尾根上ではスギ(天然生)、斜面上部ではミズナラ、斜面下部ではウリハダカエデ等のカエデ類が優占しており、その林齢は約40年であった。スギ幼齢林での広葉樹稚樹は前生樹の伐採から1年後の1986年に発生した個体が最も多く、その前後の年に集中して多かったが1988年に発生した個体はなかった。尾根では稚樹は少なかったが、ミズナラは斜面上部に、ウリハダカエデは下部に集中分布しており、前生樹の樹種の斜面位置による分布の違いと稚樹のそれは一致していた。鳥散布で埋土種子となるキハダはランダム分布であった。稚樹の密度はそれぞれミズナラで5,714本/ha、ウリハダカエデで3,357本/ha、キハダで1,214本/haなどで、17種の高木性広葉樹の稚樹は総計14,000本/ha、樹高30cm以上のもので5,600本/ha生育していた。以上のことは40年生のミズナラを主とする二次林の伐採跡地での天然下種更新の可能性を示唆していた。
索引語スギ幼齢林;広葉樹稚樹;発生;分布;ミズナラ;種;二次林;伐採跡地;事例
引用文献数17
登録日2011年01月18日
収録データベースJASI, AGROLib

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