木製なだれ予防柵の開発

木製なだれ予防柵の開発

レコードナンバー762157論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00013100NACSIS書誌IDAN10072741
著者名中谷 浩
長谷川 益夫
石田 和人
ほか1名
書誌名富山県林業技術センター研究報告
別誌名Journal of the Toyama Forestry and Forest Products Research Center
発行元富山県林業技術センター
巻号,ページ6号, p.39-49(1992-11)ISSN09150013
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抄録スギ間伐材の需要開発を目的に、木製なだれ予防柵を開発した。設計に先立ち、県産材の合理的利用と構造物の信頼性の確保を図るために、県産スギ丸太の曲げ試験を実施し、材料を年輪数で等級区分したうえで許容応力度を設定した。設計条件は斜面角度40°、設計積雪深3mである。従来の鋼製柵では横柵型構造で断続的に配置するのが一般的であるが、木製予防柵では縦柵型で連続的に配置することとした。これは積雪荷重を軽減するとともに、一時的な構造物という木製柵の特性に適した簡易な基礎形態とするためである。簡易基礎方式では、縦柵丸太に加わる引き抜き力に対する抵抗が問題となったが、縦柵丸太、補助アングルを基礎丸太に連結することで所用の耐力を確保した。この点については引き抜き実験を行い安全性を確認した。丸太防腐処理(ナフテン酸銅溶液に浸せき)、組立を土場で行いクレーンを用いて施工した。工事費は鋼製柵の60%程度に減少するとともに、山村地域に工事費の多くが費やされるという利点も新たに認められた。
索引語木製なだれ予防柵;開発
引用文献数7
登録日2011年01月18日
収録データベースJASI, AGROLib

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