富山県における木材の野外杭試験(1)

富山県における木材の野外杭試験(1)

レコードナンバー762197論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00013100NACSIS書誌IDAN10072741
論文副題19年間の被害度変化
著者名長谷川 益夫
書誌名富山県林業技術センター研究報告
別誌名Journal of the Toyama Forestry and Forest Products Research Center
発行元富山県林業技術センター
巻号,ページ13号, p.97-106(2000-03)ISSN09150013
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抄録シベリア産カラマツ、シベリア産エゾマツ、ベイツガ、スギ、ヒノキアスナロ、ベイヒバ、アピトンの野外杭試験を1980年に開始して19年が経過した。杭の保存処理は、CCA加圧注入処理、浸漬処理3種(CCA、クレオソート油、TBP油剤)、無処理の5種類とし、杭の形状は(R)3×(T)3×(L)60cm、設置は地中に長さの半分(30cm)を埋設する方法とした。腐朽菌あるいは虫による被害を、森林総合研究所の被害度評価法(0〜5階級)により、杭の頂部、地際部、底部について1年毎に評価した。結果を以下に示す。1)被害度と経過年数の関係についてRichards生長関数回帰分析を行った。その結果、被害度の経年変化型は、樹種および保存処理によって異なり、3つの関数型(Mitscherlich型、Mitscherlich-Gompertz型、Gompertz型)に分類できることがわかった。2)心材無処理杭の耐用年数(平均被害度が2.5に達する年数)は、シベリア産カラマツ、ベイツガ、ヒノキアスナロ、ベイヒバ、アピトンで、それぞれ約8、3、9、12、5年であった。3)CCA加圧注入処理は、いずれの樹種においても、他の処理と比べて被害度が最も小さかった。一方、CCA浸漬、クレオソート油浸漬、TBP油剤浸漬処理杭の耐用年数は、無処理と比べてわずかな延長しか認められなかった。
索引語富山県;木材;野外杭試験;被害度変化
引用文献数15
登録日2011年01月18日
収録データベースJASI, AGROLib

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