Lasiodiplodia theobromaeによるカカオの果実腐敗病(新称)

Lasiodiplodia theobromaeによるカカオの果実腐敗病(新称)

レコードナンバー762301論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20005635NACSIS書誌IDAN00164184
著者名福田 有希子
廣岡 裕吏
小野 剛
ほか2名
書誌名東京農業大学農学集報
別誌名Journal of agriculture science, Tokyo University of Agriculture
Journal of agricultural science, Tokyo Nogyo Daigaku
東京農大農学集報
東農大農学集報
農学集報
東京農業大学農學集報
発行元東京農業大学
巻号,ページ53巻・ 2号, p.130-138(2008-09)ISSN03759202
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抄録2005年5月、東京都小笠原村父島で施設栽培されていたカカオの果実に、初め茶褐色〜暗褐色の不整病斑を生じ、のちに拡大して腐敗症状を呈する病害が観察された。その罹病部からはLasiodiplodia属菌が高率に分離され、分離菌を用いた接種試験により原病徴が再現され接種菌が再分離された。分離菌は、暗褐色から黒色の分生子殻内に、隔壁の無い側糸と、後に完熟すると2胞、暗褐色で縦縞模様をもつ分生子を形成することから、Lasiodiplodia theobromae (Pat.)Griffon & Maubl.と同定した。さらにrDNA内のITS領域を用いた分子系統解析の結果からも同定を裏付ける結果を得た。小笠原で商業的に栽培されているパッションフルーツ、パパイア、バナナ、マンゴーを用いた宿主範囲の検討では、パパイア、バナナ、マンゴーにおいて病原性が確認された。これまでカカオにおける本病害は日本において報告がないため、Lasiodiplodia果実腐敗病(英名:Lasiodiplodia pod rot)と命名したい。
索引語Lasiodiplodia heobromae;カカオ;結果;パパイア;バナナ;マンゴー;果実腐敗病;新称;東京都小笠原村父島;施設栽培
引用文献数41
登録日2011年12月19日
収録データベースJASI, AGROLib

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