ブタ初期胚の発生に伴うライソソーム様小体の分布変化

ブタ初期胚の発生に伴うライソソーム様小体の分布変化

レコードナンバー762312論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014669NACSIS書誌IDAN00183393
著者名山崎 祥子
新村 末雄
書誌名新潟大学農学部研究報告 = Bulletin of the Faculty of Agriculture, Niigata University
発行元新潟大学農学部
巻号,ページ61巻・ 1号, p.35-39(2008-09)ISSN03858634
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抄録体外で受精させたブタの卵子および受精後培養して発生させたブタの初期胚について、ライソソーム様小体(LB)の分布が受精および発生に伴ってどのように変化するのかをアクリジンオレンジ染色によって調べた。また、人為的に活性化して発生させた単為発生ブタ胚についても、発生に伴うLBの分布変化を調べ、受精卵子から発生した胚のものと比較した。媒精後あるいは活性化と2倍体化の処置後6ないし32時間の卵子において、LBは、表層を除く細胞質に分布しており、中心部の分布密度は低かった。また、媒精後あるいは活性化と2倍体化の処置後培養して発生させた受精胚と単為発生胚の両者において、LBは、2ないし8細胞期では、割球の核周囲の細胞質に多数分布していたが、桑実胚期と胚盤胞期では、外側の扁平割球あるいは栄養膜細胞では核の側部から上部の細胞質に多数、内側の球形割球あるいは内細胞塊細胞では細胞質全域に多数、それぞれ分布していた。以上の結果から、ブタ卵子のLBは、受精あるいは活性化の処置を施しても卵割するまでは分布変化を起こさないことが確かめられた。また、ブタの受精胚と単為発生胚におけるLBの分布変化は、割球の変形あるいは分化と関係のあることが推察された。
索引語LB;受精;胚;細胞質;割球;ブタ;発生;発生;分布変化;活性化
引用文献数27
登録日2011年01月19日
収録データベースJASI, AGROLib

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