肉用鶏への競合排除法とコクシジウムワクチン併用の効果

肉用鶏への競合排除法とコクシジウムワクチン併用の効果

レコードナンバー762380論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00012934NACSIS書誌IDAN10468072
著者名後藤 美津夫
松本 尚子
加藤 一雄
ほか1名
書誌名群馬県畜産試験場研究報告 = Bulletin of the Gunma Animal Husbandry Experiment Station
発行元群馬県畜産試験場
巻号,ページ7号, p.93-99(2001-03)ISSN13409514
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抄録本県の肉用銘柄鶏の“風雷どり”とブロイラーについて、コクシジウムワクチンの単独使用、コクシジウムワクチンと競合排除法の併用、及びコクシジウムワクチンと競合排除法とオリゴ糖0.1%の飼料添加の組合わせについて、通常の出荷前休薬の飼養管理と比較し、初生ひなから出荷まで抗菌剤等を含まない飼料で飼育が可能か否か検討した。1.いずれの処理間においても、生存率、終了時平均体重、飼料摂取量及び飼料要求率について差は認められなかった。また、鶏種、性別と処理による交互作用は認められず、処理に対する反応は同様であった。2.競合排除法のサルモネラ菌属の防御効果の指標である盲腸内のプロピオン酸の濃度は、14日齢において競合排除製剤の投与により鶏種を問わず約1.5倍に上昇したが、風雷どりはブロイラーに比較しいずれの試験区も低い値を示し、鶏種により盲腸内のプロピオン酸濃度が異なった。3.走査電子顕微鏡で盲腸内壁を観察した結果、競合排除製剤を投与した区は無投与区に比較し、鶏種にかかわらず非常に多くの細菌が観察でき顕著な差が見られた。また、風雷どりに比較しブロイラーの細菌の絶対量は視覚的に見て明らかに多く、このため鶏種により盲腸内のプロピオン酸濃度が異なったものと示唆された。4.これらの結果、コクシジウムワクチンと競合排除法の併用により鶏種、性別にかかわらず初生ひなから出荷まで、抗コクシジウム剤等を含まない飼料での飼育と、より安全で安心な鶏肉生産が可能になるものと思われた。
索引語肉用鶏;競合排除法;コクシジウムワクチン併用;効果
引用文献数5
登録日2011年02月08日
収録データベースJASI, AGROLib

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