神奈川県産トホシテントウ成虫の繁殖休眠

神奈川県産トホシテントウ成虫の繁殖休眠

レコードナンバー762406論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014825NACSIS書誌IDAN00186121
著者名竹内 将俊
佐藤 美幸
飯嶋 一浩
田村 正人
書誌名日本応用動物昆虫学会誌
別誌名Japanese journal of applied entomology and zoology
日本応用動物昆虫学会誌
巻号,ページ52巻・ 3号, p.142-145(2008-08)ISSN00214914
全文表示PDFファイル (2124KB) 
抄録温帯域に生息する昆虫の多くは、日長や気温、餌の状態などを通して季節変化を察知し生活史に反映させるが、休眠性の獲得は繁殖と発育を好適な季節に同調させるのに有効であると考えられている。トホシテントウは年1化性の植食性テントウムシで、その多くが成虫で越冬するテントウムシ科にあって、基本的に幼虫態で越冬する。成虫羽化後の長い前産卵期は関東産個体群の生活史の特徴であるが、神奈川県秦野市の個体群では、前産卵期の6月に寄主植物であるアマチャヅル上から成虫個体数が大きく減少し、しばしば寄主以外の植物上で観察される。京都産個体群を調査したImai(2004)は、成虫が夏季活動低下に関連した繁殖休眠を示し、産卵は14.5h以上の明期で抑制されることを明らかにした。これと同様な繁殖休眠が神奈川県産の個体群にも存在するなら、成虫期と幼虫期の異なる段階で日長条件による休眠性があり、これらによって年1化性がプログラムされていると考えられる。本報では、神奈川県産個体群について、羽化から初夏に認められる前産卵期に摂食量の低下が認められるのか、あるとすればそれらは日長条件に影響を受けるのか、また産卵期間は日長条件を変えることによって変化するのかを室内飼育により明らかにした。
索引語神奈川県産トホシテントウ成虫;繁殖休眠
引用文献数16
登録日2011年01月19日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat