奄美群島へのデイゴヒメコバチ(ハチ目:ヒメコバチ科)の侵入
奄美群島へのデイゴヒメコバチ(ハチ目:ヒメコバチ科)の侵入
レコードナンバー | 762409 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00014825 | NACSIS書誌ID | AN00186121 |
著者名 | 金井 賢一 松比良 邦彦 上地 奈美 湯川 淳一 | ||
書誌名 | 日本応用動物昆虫学会誌 | ||
別誌名 | Japanese journal of applied entomology and zoology 日本応用動物昆虫学会誌 | ||
巻号,ページ | 52巻・ 3号, p.151-154(2008-08) | ISSN | 00214914 |
全文表示 | PDFファイル (1683KB) | ||
抄録 | マメ科のデイゴ属は約110種を含み、東アフリカからインド、東南アジア、太平洋諸島、ニューギニア島などの熱帯から亜熱帯にかけて広く分布しており、数種は街路樹や生け垣、防風林、観賞用などに利用されている。日本では、デイゴやアメリカデイゴ、サイハイデイゴなどが古くから沖縄県や鹿児島県、宮崎県などに導入され、植栽されている。デイゴヒメコバチ(ハチ目:ヒメコバチ科)はデイゴやなど、デイゴ属の枝や葉柄、葉にゴールを形成し、時には、木を枯らしてしまうことが知られている。近年、本種が香港、中国、アメリ力合衆国ハワイ州、インド、タイ、フィリピン、サモア、グアム、シンガポール、モーリシャス、レユニオン、台湾、ベトナムで発見されている。本稿では、奄美群島における加害調査結果を報告するとともに、侵入の時期やその後の移動・分散、今後の追跡調査の必要性などについて言及した。 | ||
索引語 | 奄美群島;デイゴヒメコバチ;ハチ目;ヒメコバチ科;侵入 | ||
引用文献数 | 10 | 登録日 | 2011年01月19日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |