防水シートを用いた家畜ふんの簡易堆肥化方法(2)

防水シートを用いた家畜ふんの簡易堆肥化方法(2)

レコードナンバー762420論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00012934NACSIS書誌IDAN10468072
著者名松本 尚子
山田 正幸
石井 秀和
ほか2名
書誌名群馬県畜産試験場研究報告 = Bulletin of the Gunma Animal Husbandry Experiment Station
発行元群馬県畜産試験場
巻号,ページ10号, p.65-72(2004-03)ISSN13409514
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抄録中小規模畜産農家に堆肥製造を奨励するために、省力・低コストの発酵施設を開発した。この堆肥化施設は地面に防水シートを敷き、その上に土を固めた堆肥盤を作成し、上部に通気パイプを埋め込んだ構造で、農家自ら設置と補修が可能である。堆肥化は、70%程度に水分調整したふんを堆肥盤の上に積み上げてシートをかけて行う。通気パイプをブロアに接続して連続送風を行うため、切り返しはしない。発酵は順調に進み、できあがった堆肥は切り返しを行わないため層状になった。上層ほど水分が高くなったが、全層平均では不織布の上掛けシートの場合は約53%、穴あきポリエチレンの上掛けシートの場合は63%まで低下し、有機物分解率も約36%であった。不織布シートの場合においては、できあがった堆肥を次の堆肥化の水分調整材として使うことも可能と思われた。コストは乳牛40頭規模の試算で、イニシャルコストが約12〜24万円、ランニングコストが約14〜18万円/年であった。したがって、(1)超低コスト(2)簡易(3)省力(4)高品質(5)リサイクルが実現できる堆肥製造方法の基礎が確立でき、中小規模畜産農家のふん尿処理施設の整備に寄与できるものと思われた。
索引語家畜ふん;簡易堆肥化方法
引用文献数2
登録日2011年02月08日
収録データベースJASI, AGROLib

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