淡水から海水への移動時の水温低下がサバヒー稚魚の生残に与える影響

淡水から海水への移動時の水温低下がサバヒー稚魚の生残に与える影響

レコードナンバー762536論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20035800NACSIS書誌IDAA1235617X
著者名野田 浩之
久保山 俊幸
書誌名静岡県水産技術研究所研究報告 = Bulletin of Shizuoka Prefectural Research Institute of Fishery
別誌名静岡水技研研報
Bull. Shizuoka Pref. Res. Inst. Fish.
静岡県水技研研報
発行元静岡県水産技術研究所
巻号,ページ43号, p.1-5(2008-10)ISSN18830382
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抄録淡水から海水移動時に水温低下がサバヒー稚魚の生残に与える影響について検討し、次の結果を得た。1)27〜28℃前後の淡水で予備飼育したサバヒー稚魚を、27.0℃の淡水から27.0℃、25.0℃及び23.0℃の海水へ直接移動後の生残率はすべて100%であったが、26.8℃の淡水から20.8℃の海水へ直接移動後の生残率は70%、18.8℃への移動では40%、16.8℃への移動では0%に低下し、半数致死温度は19.5℃であった。2)22℃前後の淡水で予備飼育したサバヒー稚魚を、22.0℃の淡水から18.0℃の海水へ直接移動後の生残率は100%であったが、16.0℃への移動では90%、14.0℃への移動では0%に低下し、半数致死温度は15.1℃であった。3)2ケ月間の海水中での飼育履歴のあるサバヒー稚魚を、28℃前後の淡水で4週間予備飼育したのち、28.0℃の淡水から22.0℃及び20.0℃の海水へ直接移動後の生残率は100%であったが、18.0℃への移動では27〜60%、16.0℃への移動では0%に低下した。半数致死温度は18.3℃であった。4)1ケ月間の海水中での飼育履歴のあるサバヒー稚魚を、22℃前後の淡水で8週間予備飼育したのち、22.0℃の淡水から22.0℃及び20.0℃の海水へ移動後の生残率は100%であったが、18.0℃への移動では80〜93%、16.0℃への移動では0%に低下した。半数致死温度は17.2℃であった。5)27℃前後の淡水で飼育したサバヒー稚魚を海水へ直接移動した場合の半数致死温度に対し、22℃前後の淡水で飼育したサバヒー稚魚を海水へ直接移動した場合の半数致死温度は低くなる傾向を示した。
索引語淡水;海水;水温低下;サバヒー稚魚;生残;影響
引用文献数10
登録日2011年02月07日
収録データベースJASI, AGROLib

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