水稲新品種‘夢はやと'の育成とその特性
水稲新品種‘夢はやと'の育成とその特性
レコードナンバー | 762619 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ20033316 | NACSIS書誌ID | AA12292124 |
著者名 | 若松 謙一 神門 達也 露重 美義 田之頭 拓 東 孝行 田中 明男 重水 剛 竹牟 禮穣 | ||
書誌名 | 鹿児島県農業開発総合センター研究報告. 耕種部門 = Bulletin of the Kagoshima Prefectural Institute for Agricultural Development. Agricultural Research | ||
別誌名 | Bull. Kagoshima. Pref. Ins. for Agri. Deve. (Agricultural Research) 鹿児島農総セ研報(耕種) | ||
発行元 | 鹿児島県農業開発総合センター | ||
巻号,ページ | 1号, p.1-10(2007-03) | ISSN | 18818609 |
全文表示 | PDFファイル (4040KB) | ||
抄録 | 水稲新品種‘夢はやと’は、鹿児島県農業試験場において晩生、耐倒伏性強、多収、良食味を目標に、晩生で強稈・多収の‘ミズホ’を母本とし、良質・極良食味の‘ひとめぼれ’を父本として1996年に交配を行った組合せから選抜し、普通期栽培用晩生の耐倒伏性強の多収良食味品種として育成した。2006年1月に鹿児島県の奨励品種に採用され、2006年3月に品種登録を申請した。‘夢はやと’は、‘はなさつま’と比較して出穂期で5日、成熟期で4日遅い「晩生の晩」に属する。稈長は‘はなさつま’と同程度で、穂数は‘はなさつま’よりやや少なく、草型は「偏穂数型」である。稈は‘はなさつま’に比べて強稈で、倒伏抵抗性は「強」である。脱粒性は‘はなさつま’の「中」、‘かりの舞’の「中」に比べて脱粒しにくい「難」である。‘はなさつま’に比べて玄米千粒重が重く、収量性が高い多収品種である。玄米は光沢があり、外観品質は‘ヒノヒカリ’より優れ、‘はなさつま’よりやや劣る。食味は‘ヒノヒカリ’並の良食味である。 | ||
索引語 | 水稲新品種;育成;特性 | ||
引用文献数 | 2 | 登録日 | 2011年05月26日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |