近赤外分光法による米デンプンの消化性とグリセミック・インデックスの推定

近赤外分光法による米デンプンの消化性とグリセミック・インデックスの推定

レコードナンバー762649論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014890NACSIS書誌IDAN00189888
著者名大澤 実
井上 直人
書誌名日本作物學會紀事
別誌名Proceedings of the Crop Science Society of Japan
Japanese journal of crop science
日本作物学会紀事
発行元日本作物學會
巻号,ページ77巻・ 4号, p.443-448(2008-10)ISSN00111848
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抄録米デンプンのα-アミラーゼによる消化特性とグリセミック・インデックス(GI)を簡易に測定するため、近赤外分光(NIR)法による推定精度について検討した。検量線の作成は、部分最小2乗法による回帰分析(PLS)で行った。NIR法による推定の実用性評価は、推定値の標準誤差を検定試料の分布範囲と比較したEI法、および予測標準誤差を検定試料の標準偏差と比較したRPD法を用いて行った。米デンプンの消化特性は3つのパラメーターを持った非線形式で表現した。そのパラメーターは、加熱前処理に由来する分解物の割合(パラメーターa)、α-アミラーゼの作用に由来する消化物の割合(同b)、消化速度(同c)である。GIはin vitroで評価したGI(EGI)を用いた。NIR法による簡易測定は、パラメーターcおよびEGIの推定において実用性があると判断された。その精度は遺伝資源にランクをつけるような一次スクリーニングに適用できるレベルであった。このことから、NIR法による簡易測定は、米デンプンの消化速度が遅く、GIの低いイネ品種を選抜するのに有効と考えられた。また、推定精度の向上のためには、イネの生態型や生産地によって試料を分けることが有効なことも示唆された。
索引語米デンプン;GI;推定;NIR法;グリセミック・インデックス;α;アミラーゼ;消化特性;推定精度;検定試料
引用文献数23
登録日2011年01月20日
収録データベースJASI, AGROLib

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