水稲コシヒカリ同質遺伝子品種ヒカリ新世紀の耐倒伏性

水稲コシヒカリ同質遺伝子品種ヒカリ新世紀の耐倒伏性

レコードナンバー762658論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014890NACSIS書誌IDAN00189888
著者名伊田 黎之輔
富田 因則
書誌名日本作物學會紀事
別誌名Proceedings of the Crop Science Society of Japan
Japanese journal of crop science
日本作物学会紀事
発行元日本作物學會
巻号,ページ77巻・ 4号, p.505-510(2008-10)ISSN00111848
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抄録十石に由来する半矮性遺伝子sd1を持つコシヒカリ同質遺伝子品種であるヒカリ新世紀の倒伏関連形質について、堆肥施用条件下において検討した。ヒカリ新世紀の最長稈長や平均稈長はコシヒカリに比べていずれも短く、短稈品種であった。出穂期後26〜30日に測定したヒカリ新世紀の第4節間(穂首節間を第1節間とする)の挫折荷重はコシヒカリと同等の強度を示した。このときのヒカリ新世紀の曲げモーメント(挫折荷重を測定した節間以上の長さと重さの積)はコシヒカリに比べて小さく、これは短稈化による地上部長の短縮による影響が大きかった。このため、ヒカリ新世紀の倒伏指数((曲げモーメント/挫折荷重)×100)は127〜100で、コシヒカリの173〜148に比べて小さかった。倒伏のみられた年次の収穫期におけるヒカリ新世紀の倒伏程度(0:倒伏無〜4:倒伏程度甚の5段階表示)は1.1で、コシヒカリの2.6に比べて小さく、倒伏指数の小さいことと対応した関係がみられた。以上のことから、ヒカリ新世紀の耐倒伏性が優れた要因は、倒伏関連形質からみると、曲げモーメントの低下による影響が大きく、第4節間の強度には影響されないと判断された。
索引語ヒカリ新世紀;コシヒカリ;倒伏;影響;耐倒伏性;倒伏関連形質;測定;第4節間;挫折荷重;曲げモーメント
引用文献数8
登録日2011年01月20日
収録データベースJASI, AGROLib

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