重粘土水田における亀裂生成が水稲の水分吸収および収量・品質に及ぼす影響

重粘土水田における亀裂生成が水稲の水分吸収および収量・品質に及ぼす影響

レコードナンバー762660論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20011749NACSIS書誌IDAN00195767
著者名金田 吉弘
高橋 大悟
佐藤 孝
書誌名日本土壌肥料學雜誌 = Journal of the science of soil and manure, Japan
別誌名日本土壌肥料學雜誌 : 土壌・肥料・植物栄養
Japanese Journal of Soil Science and Plant Nutrition
日本土壌肥料学雑誌
発行元日本土壌肥料學會
巻号,ページ79巻・ 5号, p.454-460(2008-10)ISSN00290610
全文表示PDFファイル (4096KB) 
抄録八郎潟干拓地の重粘土水田における耕起方法と亀裂生成の関係、亀裂の大きさが水稲の水分吸収や収量、品質に及ぼす影響について検討した。1)代かき圃場における亀裂は、中干し後約20日目から急激に生成し、その後8月下旬まで継続的に増加した。また、代かき圃場の亀裂は、無代かき圃場に比べて明らかに多かった。2)水稲止葉の気孔開度および蒸散量は、代かき圃場に比べて亀裂の少ない無代かき圃場において高く推移した。3)代かき圃場表層の水稲根は亀裂により切断され、水稲体から伸張した根の乾物重は無代かき圃場に対して10〜37%少なかった。4)代かき圃場の大亀裂部分における水分吸収量は、土壌由来、灌漑水由来とも小亀裂部分に比べて少なかった。5)穂数、総籾数については各区間において違いは認められなかったが、代かき圃場大亀裂部分の登熟歩合、千粒重は減少した。精玄米重は、無代かき圃場>代かき圃場小亀裂部分>代かき圃場大亀裂部分の順に高く、特に大亀裂部分では無代かき圃場に比べて21%減少した。6)代かき大亀裂部分の整粒歩合は小亀裂部分や無代かきに比べて低く、白粒米と胴割米割合は増加しており、外観品質の低下が顕著であった。
索引語亀裂;代かき圃場;無代かき圃場;重粘土水田;亀裂生成;水稲;水分吸収;収量;品質;影響
引用文献数17
登録日2011年02月03日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat