DNA解析技術を活用した効率的肥育技術の開発(1)

DNA解析技術を活用した効率的肥育技術の開発(1)

レコードナンバー762702論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20032932NACSIS書誌IDAA12258614
論文副題枝肉重量遺伝子座CW-1の保有状況が異なる黒毛和種去勢肥育牛の発育、枝肉成績、枝肉構成及び体構成に及ぼす影響
著者名川畑 明治
坂下 邦仁
轟木 淳一
ほか3名
書誌名鹿児島県農業開発総合センター研究報告. 畜産部門 = Bulletin of the Kagoshima Prefectural Institute for Agricultural Development. Livestock industry
別誌名Bull. Kagoshima. Pref. Ins. for Agri. Deve. (Livestock Industry)
鹿児島農総セ研報(畜産)
発行元鹿児島県農業開発総合センター畜産試験場
巻号,ページ2号, p.7-16(2008-03)ISSN18818617
全文表示PDFファイル (1131KB) 
抄録飼養管理技術および環境要因を同一条件下で、枝肉重量遺伝子座として特定されているCW-1のハプロタイプの保有状況の異なる二代祖までの種雄牛を共通とした黒毛和種去勢牛を肥育した。CW-1優良タイプをホモ(QQ区)あるいはヘテロ(qQ区)で保有する牛の体重は、保有しないqq区よりも肥育開始時点から常に重く推移し、肥育終了時には40.0kg以上の差が生じた。また、枝肉重量もQQ区とqQ区は、476.8±6.1kg、463.5±21.6kgでqq区の449.9±11.9kgより重くなった。しかし、枝肉左半丸における枝肉構成割合を比較すると、QQ区とqQ区は、保有しないqq区より赤肉割合や骨その他の割合および体腔脂肪割合が高くなるが、脂肪合計割合、特に皮下脂肪や筋間脂肪割合は逆に少なくなる傾向であった。また、QQ区とqQ区の間には、赤肉や脂肪割合の構成に違いが見られた。QQ区は、qQ区より赤肉割合と骨その他割合が少なくなるが、脂肪合計割合は4.2ポイント%多くなった。特に、皮下脂肪割合は多くなった。以上のことから、飼養管理技術および環境要因を同一とするならば、CW-1優良タイプを保有する牛は、保有しない牛より明らかに体重と枝肉重量に優れることが実証された。更に、優良タイプ保有による体重や枝肉重量の増は、赤肉重量および骨その他の増によるものであるが、優良タイプをホモで保有すると皮下脂肪等の脂肪割合が増加することが明らかになった。
索引語DNA解析技術;活用;効率的肥育技術;開発;保有状況;黒毛和種去勢肥育牛;発育;枝肉成績;枝肉構成;体構成
引用文献数9
登録日2011年02月07日
収録データベースJASI, AGROLib

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