抗リモニン抗血清を用いた酵素免疫測定法によるカンキツの機能性成分、リモニン配糖体の定量

抗リモニン抗血清を用いた酵素免疫測定法によるカンキツの機能性成分、リモニン配糖体の定量

レコードナンバー762901論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20004168NACSIS書誌IDAA11608561
著者名松本 亮司
池松 大亮
吉岡 照高
ほか1名
書誌名園芸学研究
別誌名Horticultural research (Japan)
発行元園芸学会
巻号,ページ7巻・ 4号, p.481-489(2008-10)ISSN13472658
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抄録カンキツ果汁に含まれる機能性成分のリモニン配糖体を迅速かつ簡便に定量できる酵素免疫測定法(EIA)を開発した。前処理は果汁を塩化メチレンで分配・抽出するだけで良く、塩化メチレン層にはリモニンが、水層にはリモニン配糖体が分配される。リモニン配糖体・オバルブミン結合体を固相化抗原とし、山本・松本(1999)が作成した抗リモニン抗血清を用い、ビオチン・アビジンシステムによるEIAを実施した。測定範囲は10 pg〜100 ngまでと広範囲であった。この方法によってカンキツ類128品種のリモニン配糖体およびリモニン量を定量したところ、ブンタン類を除くとほとんどの品種でリモニン配糖体含量が総リモニン量の90%以上を占めていた。ネーブルオレンジや一部のマンダリンではリモニン配糖体が100 ppm以上と高含有され、機能性成分の供給源として重要であると考えられた。ブンタン類、ユズ類、レモンおよびキンカンはリモニン配糖体含量が少なくこの成分の供給源としての価値は低かった。苦みの強いリモニンはブンタン類、ネーブルオレンジ等で含有量が多かったが、これらを除くほとんどの品種では苦みを感じない閾値である6 ppm以下の含量であった。
索引語リモニン配糖体;機能性成分;定量;ブンタン類;抗リモニン抗血清;酵素免疫測定法;EIA;リモニン;品種;リモニン配糖体含量
引用文献数28
登録日2011年01月27日
収録データベースJASI, AGROLib

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