脱渋方法の違いと貯蔵温度がプラスチックフィルム包装したカキ‘平核無'果実の貯蔵性に及ぼす影響

脱渋方法の違いと貯蔵温度がプラスチックフィルム包装したカキ‘平核無'果実の貯蔵性に及ぼす影響

レコードナンバー763170論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00016464NACSIS書誌IDAA11178236
著者名平 智
磯部 志帆
書誌名日本食品保蔵科学会誌
別誌名日本食品保蔵科学会誌
発行元日本食品保蔵科学会
巻号,ページ31巻・ 5号, p.261-265(2005-09)ISSN13441213
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抄録山形県庄内地方産の渋ガキ‘平核無’果実を供試して、プラスチックフィルム包装を利用した長期貯蔵法について検討した。まず最初に、脱渋方法の違いが果実の貯蔵性に及ぼす影響について調査した。(1)あらかじめCTSD(高濃度二酸化炭素短期間処理)法で脱渋した果実を個別包装して1℃で貯蔵した場合、(2)未脱渋の果実を脱渋剤とともに個別包装し20℃に保持して脱渋を確認した後、1℃で貯蔵した場合、さらに、(3)未脱渋の果実を各種脱渋剤とともに、あるいは脱渋剤を入れずに個別包装し、ただちに5℃に保持して脱渋しながら貯蔵した場合の果実の貯蔵性を比較した。その結果、脱渋果の品質には3つの方法間で大きな差は認められなかったが、貯蔵中の果実の軟化の進行は(1)の方法が明らかに遅く、貯蔵性が優れた。つぎに、(1)の方法で長期間貯蔵する際の貯蔵温度(1℃または5℃)の影響とエチレン吸収剤封入効果の有無について検討した。その結果、長期貯蔵には5℃より1℃のほうが優れていること、ならびにいずれの貯蔵温度でもエチレン吸収剤の効果が認められることが明らかになった。以上の実験結果から、‘平核無’果実の長期貯蔵には、あらかじめ脱渋した果実をエチレン吸収剤とともにプラスチックフィルムで個別包装し、1℃で低温貯蔵する方法が優れていることが明らかになった。
索引語果実;方法;貯蔵性;貯蔵;脱渋;貯蔵温度;平核無;影響;個別包装;脱渋方法
引用文献数7
登録日2011年01月27日
収録データベースJASI, AGROLib

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