プラスチックフィルム包装したカキ‘平核無'樹上脱渋果の長期貯蔵性について

プラスチックフィルム包装したカキ‘平核無'樹上脱渋果の長期貯蔵性について

レコードナンバー763221論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00016464NACSIS書誌IDAA11178236
著者名平 智
今井 絵里子
書誌名日本食品保蔵科学会誌
別誌名日本食品保蔵科学会誌
発行元日本食品保蔵科学会
巻号,ページ33巻・ 5号, p.255-259(2007-09)ISSN13441213
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抄録プラスチックフィルムで個別包装(個装)した渋ガキ‘平核無’樹上脱渋(固形アルコール処理)果を1℃または5℃で冷蔵し、それらの長期貯蔵性を炭酸ガス脱渋(高濃度二酸化炭素短期間処理)果と比較した。その結果、1℃で貯蔵した果実の貯蔵性は5℃で貯蔵したものより優れ、軟化して商品性を消失した果実が半数に達するまでの日数は、樹上脱渋果が約140日、炭酸ガス脱渋果は約170日であった。しかしながら、貯蔵中の果実の果肉硬度の低下の程度はむしろ炭酸ガス脱渋果のほうが大きく、樹上脱渋果の果肉硬度は貯蔵開始後約3か月はさほど低下しなかった。貯蔵中の果皮色と果汁の可溶性固形物含量は、樹上脱渋果、炭酸ガス脱渋果ともいずれの貯蔵温度でもほとんど変化しなかった。さらに、1℃または5℃に65日間貯蔵した果実を20℃に移したところ、包装を外した果実では包装したままの果実より軟化がかなり早く進行した。また、5℃貯蔵果のほうが1℃貯蔵果より軟化が早い傾向が認められた。20℃に移してからも包装を継続した場合、樹上脱渋果の日持ちは5日前後、炭酸ガス脱渋果は10日程度であった。以上の実験結果から、‘平核無’樹上脱渋果の貯蔵性は炭酸ガス脱渋果には及ばないものの、プラスチックフィルムで個装した後に1℃で冷蔵することによって約3か月間の長期貯蔵が可能であることが明らかになった。
索引語樹上脱渋果;果実;炭酸ガス脱渋果;平核無;果;貯蔵中;貯蔵;長期貯蔵性;包装;貯蔵性
引用文献数9
登録日2011年01月27日
収録データベースJASI, AGROLib

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