沖縄県における自給粗飼料を活用したTMR飼料調製の可能性

沖縄県における自給粗飼料を活用したTMR飼料調製の可能性

レコードナンバー763392論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014871NACSIS書誌IDAN00194108
著者名守川 信夫
書誌名日本草地学会誌
別誌名日本草地学会誌
Japanese journal of grassland science
Glassland science
Journal of Japanese Society of Grassland Sciences
Journal of Japanese Society of Grassland Science
発行元日本草地学会
巻号,ページ54巻・ 3号, p.267-270(2008-10)ISSN04475933
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抄録暖地型牧草による自給飼料生産基盤の特性。沖縄県では温暖な気候のもと、暖地型牧草の永年利用を主体とした肉用牛生産が行われている。自給飼料として活用されている主な草種は、ローズグラス、ギニアグラス、パンゴラグラス、ジャイアントスターグラスの4草種で改良草地の約95%の作付面積を占めている。これらの草種の年間収量は、生草で10a当たり8〜12t(乾物で2〜3t)の高い生産性を示し、10aの草地面積で肉用繁殖牛1頭分の年間乾物要求量を満たすことができる。一方、家畜生産では、平成19年度肉用種子取り雌牛飼養頭数45,100頭(全国4位)、家畜市場黒毛和種子牛取引頭数25,782頭と成長してきた。島嶼地域ゆえの輸送面のハンディを乗り越え、今後さらに素牛生産供給地としての位置付けを確固たるものとし、さらに発展していくためには子牛の斉一性に富み、乾物摂取能力が高い子牛、県内外の肥育農家から評価される子牛生産を目指す必要がある。そこで注目されているのがTMR調製による飼料給与技術である。県内におけるTMRを利用した飼料給与技術は、まず1992年頃から先進的酪農家によって採用が進み、肉用牛ではJAの肥育センターにおける肥育用TMR飼料を調製するためにその技術が導入された。さらに近年その施設を運用して子牛育成用TMR飼料を製造し地域農家に供給する動きがみられる。また一部個人農家で自給粗飼料や未利用資源を活用したTMR飼料を給与することが始められている。沖縄県では、1981年より種雄牛造成事業を行っており、県産種雄牛による子牛生産と沖縄県産自給粗飼料で育成した子牛生産の2本の柱による素牛生産供給地化を目指す上で、TMR調製飼料に県産自給粗飼料をいかに組み入れることができるかが大きな眼目である。
索引語沖縄県;活用;子牛生産;自給粗飼料;子牛;草種;暖地型牧草;飼料給与技術;MR;利用
引用文献数6
登録日2011年12月19日
収録データベースJASI, AGROLib

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