ダイズにおけるゲノム解析基盤の構築とその育種的利用

ダイズにおけるゲノム解析基盤の構築とその育種的利用

レコードナンバー763537論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015503NACSIS書誌IDAA11317194
著者名原田 久也
書誌名育種学研究 = Breeding research
発行元日本育種学会
巻号,ページ10巻・ 4号, p.145-150(2008-12)ISSN13447629
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抄録マメ科作物は多くの農業生産システムの中で、イネ科作物と並んで重要な位置を占めている。特にダイズは高品質で機能性の優れたタンパク質を多く含み、食料として極めて価値が高い。世界的には飼料としての利用が多い。またダイズは最も重要な油脂源でもあり、食用や工業原料としても利用されている。近年ダイズ種子タンパク質や二次代謝物に種々の生理活性が認められ、人類の健康を維持する食材として世界的に注目されている。我が国では栄養的にコメを補完する食料として重要な役割を果たして来た。現在では伝統的な加工食品に加えて、新食品素材としても高度に利用されている。それにもかかわらず、ダイズのゲノム解析は主要作物の中で最も遅れていた。その原因はゲノムサイズがかなり大きいことよりも、多型性が低いこと、重複した領域が散在していること、染色体数が多いことなどによると考えられる。我々は1994年頃からダイズの組換え近交系の作出、DNAマーカーの開発を開始した。その後形質遺伝子のマッピングや単離、ダイズゲノム構造の解析に進展した。小規模ではあるが、多くの方のご支援により研究を継続できたことは幸いであった。その成果を紹介して今後の展望について述べたい。
索引語ダイズ;食料;作出;開発;開始;高品質;食用;健康;高度;組換え近交系
引用文献数27
登録日2011年01月21日
収録データベースJASI, AGROLib

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