気候緩和評価モデルの開発とPCシミュレーション

気候緩和評価モデルの開発とPCシミュレーション

レコードナンバー770001論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20011311NACSIS書誌IDAA11651334
著者名井上 君夫
木村 富士男
日下 博幸
吉川 実
後藤 伸寿
菅野 洋光
佐々木 華織
大原 源二
中園 江
書誌名中央農業総合研究センター研究報告
別誌名独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構中央農業総合研究センター研究報告
独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構中央農業総合研究センター研究報告
独立行政法人農業技術研究機構中央農業総合研究センター研究報告
Bull. NARO Agric. Res. Cent.
Bulletin of the NARO Agricultural Research Center
Bull. Natl. Agric. Res. Cent.
Bulletin of the National Agricultural Research Center
中央農研研報
発行元農業技術研究機構中央農業総合研究センター
巻号,ページ12号, p.1-25(2009-02)ISSN18816738
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抄録農業がもつ気候緩和機能を高精度に評価できる最新の気候緩和評価モデル(領域気候モデル)を開発した。本モデルが使えるパソコンのOSはMicrosoft Windows XP(Microsoft Windows 2000でも可能)であり、計算から結果出力までの作業過程は全てGUIを介して行うことができる。最初に、モデルの推定精度と操作性を検証するため、つくば市真瀬の水田における微細気象観測データおよび対象とする計算領域におけるアメダスデータとの比較が風速ベクトル、気温分布、および熱収支配分等について行われた。種々の気象条件および水稲の栽培期間において、大小の時空間スケールをもつ気象環境がネスティング手法を用いたモデルでよく再現できること、土地利用の改変に伴う温熱環境の影響評価等の問題に適用できることが示された。また、GUIの機能と操作性を全ての作業過程において確認した結果、農業、気象、環境、教育等の多分野で利活用できるツールであることがわかった。つぎにモデルシミュレーションの結果について考察したところ、特に土地利用の改変が著しい埼玉県吉川・三郷市周辺の温度上昇を1987年と2007年の土地利用の下に、夏季晴天日における同気象条件下で比較してみると、正午の時間帯で約0.7℃の温度差が認められるなど、この地域の温度は確実に上昇している。また、関東地方における都市気候の再現実験や山梨における果樹地帯の温暖化対策としての盆地気象予測、都市化が顕著な福岡県の局地的温暖化予測等の問題にも適用され、それらに対するモデルの有用性と具体的なシミュレーション結果が多数提示された。
索引語モデル;土地利用;気候緩和評価モデル;開発;結果;農業;Microsoft;Windows;作業過程;操作性
引用文献数37
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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