異なった温度で貯蔵されたナス果実における糖関連酵素活性の収穫後の変化

異なった温度で貯蔵されたナス果実における糖関連酵素活性の収穫後の変化

レコードナンバー770049論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00016464NACSIS書誌IDAA11178236
著者名松井 年行
小杉 祐介
書誌名日本食品保蔵科学会誌
別誌名日本食品保蔵科学会誌
発行元日本食品保蔵科学会
巻号,ページ34巻・ 6号, p.323-329(2008-11)ISSN13441213
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抄録本報告は、収穫後14日間13℃と25℃で貯蔵されたナス果実の糖含量と関連するインベルターゼとショ糖合成酵素(SS)、ショ糖リン酸合成酵素(SPS)活性の変化について検討した。硬度と色の変化は、貯蔵産物の品質指標として使用した。貯蔵された果実の可溶性インベルターゼ活性は、貯蔵4日から14日まで25℃のものは13℃で貯蔵されたものよりも有意に高く、一方、細胞壁結合性の場合は、貯蔵期間を通して25℃のものは13℃のものよりも高かった。ナスの細胞壁結合性の酸性インベルターゼ活性は、25℃貯蔵開始8日でSS活性の22〜25倍高かった。25℃貯蔵されたナス果実のSSとSPSは、14日の活性が最も高かった。以上の結果より、ナス果実における13℃の低温貯蔵が、可溶性及び細胞壁結合性の両画分のインベルターゼ活性を高温貯蔵と比較して抑制するため、ショ糖の分解を抑制するのに効果的であることが示唆された。13℃での低温貯蔵は、果実に対して低温障害を起こさず、果実のショ糖含量及び色や硬度の保持に効果的であることが認められた。
索引語貯蔵;果実;ナス果実;変化;細胞壁結合性;収穫後;活性;SS;SPS;硬度
引用文献数22
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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