コンビニエンスストア残さから製造された高タンパク質・高脂質エコフィードがブロイラーの発育および肉質に及ぼす影響
コンビニエンスストア残さから製造された高タンパク質・高脂質エコフィードがブロイラーの発育および肉質に及ぼす影響
レコードナンバー | 770176 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ20011336 | NACSIS書誌ID | AA11644791 |
著者名 | 青木 大輔 村野 多可子 | ||
書誌名 | 千葉県畜産総合研究センター研究報告 = Bulletin of the Chiba Prefectural Livestock Research Center | ||
別誌名 | 千葉畜セ研報 | ||
発行元 | 千葉県畜産総合研究センター | ||
巻号,ページ | 8号, p.47-53(2008-11) | ISSN | 13469746 |
全文表示 | PDFファイル (454KB) | ||
抄録 | コンビニエンスストアから排出される消費期限切れの食品から作られた高タンパク質・高脂質エコフィードを前期ではCP23%以上、ME3050kcal/kg以上、後期ではCP18%以上、ME3150kcal/kg以上となるように7.5%、15%配合してブロイラーに給与し、発育成績、肉質成績におよぼす影響を調査するとともに官能調査を実施した。発育成績は体重、増体量ともエコフィード給与区が対照区よりも良好な傾向を示した。解体成績では正肉割合、手羽割合に差はなかった。理化学的検査ではせん断力価で雄ではエコフィード給与区、雌では15%区で有意に低かった。脂肪酸組成はエコフィードの配合量に伴って飽和脂肪酸と一価の不飽和脂肪酸が増加し、多価の不飽和脂肪酸が減少した。官能調査では雌雄、部位を問わず7.5%区の評価が高かった。以上のことから配合割合が15%以下についてはエコフィードを給与することにより、ブロイラーの生産効率を落とすことなく発育させることができ、柔らかく、評価の高い肉を生産することができると考えられた。 | ||
索引語 | 高タンパク質;ブロイラー;エコフィード;不飽和脂肪酸;発育;脂質エコフィード;影響;給与;発育成績;官能調査 | ||
引用文献数 | 9 | 登録日 | 2011年03月05日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |