乳酸菌と尿素添加が梱包密度の低い飼料イネサイレージの長期貯蔵性に及ぼす影響

乳酸菌と尿素添加が梱包密度の低い飼料イネサイレージの長期貯蔵性に及ぼす影響

レコードナンバー770180論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20011336NACSIS書誌IDAA11644791
著者名細谷 肇
斉藤 健一
反町 裕
米本 貞夫
書誌名千葉県畜産総合研究センター研究報告 = Bulletin of the Chiba Prefectural Livestock Research Center
別誌名千葉畜セ研報
発行元千葉県畜産総合研究センター
巻号,ページ8号, p.71-76(2008-11)ISSN13469746
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抄録現在普及しているコンバイン型専用収穫機で調製した飼料イネのロールベールサイレージは、他の収穫体系に比較して梱包密度が低い傾向にあり、長期貯蔵における品質の保持に懸念が持たれる。通年での利用拡大のため、収穫調製時における乳酸菌(畜草1号)添加と尿素添加の効果を検討した。黄熟期の飼料専用品種クサホナミを10月に収穫し、4ヵ月、7ヵ月、10ヵ月、13ヵ月貯蔵後、それぞれのサイレージ発酵品質とかびの発生状況を調査した。乳酸菌添加ではサイレージの乳酸発酵の進行が早く、貯蔵4-7ヵ月で乳酸の生成量が顕著に多く、酪酸生成に対する抑制効果が通年で高い傾向にあった。尿素添加では貯蔵当初の発酵が抑制され7ヵ月貯蔵から乳酸含量が増加したが、酪酸の生成も同時に認められた。無添加では乳酸発酵の進行が遅く、13ヵ月の長期貯蔵で酪酸の生成が多かった。かびの発生は尿素添加で少なく、廃棄率が通年で最も低い傾向にあった。乳酸菌添加のかびによる廃棄率は、高温の夏期に至る前の10ヵ月貯蔵までなら尿素添加に近い水準であった。無添加では4ヵ月貯蔵の早い段階からかびの発生が拡大する危険があった。低密度梱包のロールベールでは、長期間のかび抑制を優先するなら尿素添加、早期からの良質発酵と夏期に至る前の給与なら乳酸菌添加が有効と判断された。
索引語かび;尿素添加;生成;夏期;乳酸菌;傾向;乳酸菌添加;梱包密度;添加;酪酸
引用文献数28
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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