冷水病罹病アユの脾臓重量の増加

冷水病罹病アユの脾臓重量の増加

レコードナンバー770230論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20028619NACSIS書誌IDAA1216507X
著者名景山 哲史
大原 健一
桑田 知宣
書誌名岐阜県河川環境研究所研究報告 = Report of Gifu Prefectural Research Institute for Freshwater Fish and Aquatic Environments
発行元岐阜県河川環境研究所
巻号,ページ54号, p.11-13(2009-03)ISSN18807437
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抄録アユの細菌性冷水病は、Flavobacterium psychrophilum(以下、冷水病菌)を原因とする感染症である。冷水病は1987年に徳島県の養殖場で確認されて以来、現在では養殖場だけでなく天然河川においても発生し、アユ漁業に大きな被害を与えている。アユの冷水病における主な症状は、稚魚で体表の白濁、脂鰭から尾柄部のびらんや潰瘍が特徴的であり、体表や筋肉に出血の見られるものもある。成魚では、鰓や内臓の貧血以外には顕著な症状が見られないものが多いとされており、脾臓の外観的変化は特徴的な症状として報告されていない。しかし、冷水病により死亡したアユを解剖すると脾臓が通常のアユのそれより大きくなっていることを我々は経験的に認識している。一方、ニジマスにおいては脾臓の激しい肥大が冷水病の症状として示されている。病気の発病に起因して発生する外観的あるいは剖検的症状は、魚病診断を行う上で重要な判断基準となる。そこで、本研究では、脾臓重量の増加が冷水病の発病により起こる症状であることを確認するために、当所が有する湖産系および海産系のアユを用いて、冷水病の人為感染実験を行い、経時的な脾臓重量の変化を追跡することにより、冷水病の発病と脾臓重量の変化との関係について調べた。
索引語冷水病;アユ;症状;脾臓重量;変化;脾臓;発病;増加;養殖場;確認
引用文献数10
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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