ロイシンまたはグリシンを挿入した塩基性トリペプチド誘導体のファージ不活化作用

ロイシンまたはグリシンを挿入した塩基性トリペプチド誘導体のファージ不活化作用

レコードナンバー770324論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015097NACSIS書誌IDAN0009670X
著者名村田 晃
保坂 次郎
岡部 輝久
木村 俊一郎
佐藤 賢一
加藤 富民雄
神田 康三
近藤 道夫
書誌名佐賀大学農学部彙報
別誌名Bulletin of the Faculty of Agriculture, Saga University
発行元佐賀大学農学部
巻号,ページ94号, p.73-83(2009-02)ISSN05812801
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抄録塩基性トリペプチド誘導体のBoc-Lys-Leu-Lys-OEtおよびBoc-Lys-Gly-Lys-OEtは、強いファージ不活化作用を有している。この2種の誘導体の不活化作用の機序について、J1ファージを用いて研究した。塩基性アミノ酸と中性アミノ酸は、作用に影響を及ぼさなかった。1価カチオン、核酸塩基、ヌクレオシドは、作用にほとんど影響を及ぼさなかった。2価カチオン、酸性アミノ酸、ヌクレオチドは作用を阻害した。金属キレート剤は作用を促進した。これらは、誘導体のε-アミノ基がヌクレオチドのリン酸残基と相互作用することを示す。他方、誘導体とタンパク質の相互作用は示されなかった。誘導体によるファージの不活化は不可逆的であった。したがって、誘導体のε-アミノ基とファージDNAのリン酸残基の相互作用、引き続いての不可逆的な複合体形成が示唆される。ファージ不活化作用は、誘導体とファージDNAの不可逆的な複合体形成に基因すると考えられた。
索引語誘導体;作用;ファージ不活化作用;ε;塩基性トリペプチド誘導体;影響;ヌクレオチド;アミノ基;リン酸残基;ファージDNA
引用文献数12
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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