異なる光環境下における草本群落に対する防鹿柵の影響

異なる光環境下における草本群落に対する防鹿柵の影響

レコードナンバー770518論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00019031NACSIS書誌IDAA11307929
著者名石川 麻代
高柳 敦
書誌名森林研究 = Forest research, Kyoto
別誌名For. res., Kyoto
森林研究
発行元京都大学大学院農学研究科附属演習林
巻号,ページ77号, p.25-34(2008-12)ISSN13444174
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抄録光環境の異なる閉鎖林冠下と開放地において草本群落に対する防鹿柵の影響は異なるのかを明らかにすることを試みた。開放地と閉鎖林冠下の各4箇所の実験区に、2003年春防鹿柵を設置し、2003年秋と2004年秋に植生の刈取り調査を行った。各調査区ではシカの糞塊調査と相対光量子束密度の測定も行った。2004年には開放地・閉鎖林冠下ともに群落現存量が柵外に比べて柵内で有意に大きくなった。群落構成種数は閉鎖林冠下においては柵外に比べて柵内で有意に多くなった。一方、開放地では群落構成種数に有意な差は認められなかった。開放地の柵内ではとくに群落内の階層構造が発達したため、植物種間で競争が生じた可能性が示された。防鹿柵は群落の現存量を維持する目的では光環境に関わらず有効であると考えられる。一方、草本群落の構成種数に関しては、優占種の生活型によっては負の影響を与える可能性も示唆された。
索引語防鹿柵;開放地;影響;草本群落;光環境;閉鎖林冠下;柵内;光環境下;群落;群落構成種数
引用文献数23
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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