イチョウ細胞培養系におけるステロールと細胞増殖(2)

イチョウ細胞培養系におけるステロールと細胞増殖(2)

レコードナンバー770538論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00018015NACSIS書誌IDAN00162451
論文副題メバロン酸代謝物の影響
著者名寺田 珠実
兼行 民治郎
井上 広喜
鴨田 重裕
書誌名東京大学農学部演習林報告
別誌名Bulletin of the Tokyo University Forests
巻号,ページ119号, p.45-57(2008-12)ISSN03716007
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抄録イチョウ培養細胞中に含まれる植物ステロールの役割を明らかにするために、ステロール以外のメバロン酸代謝物も含めて細胞増殖との関係を検討した。ステロールの特異的生合成阻害剤のひとつであるザラゴジン酸を授与すると、細胞増殖が阻害され、細胞中のβ-シトステロール量も減少した。ザラゴジン酸処理細胞にβ-シトステロールを添加すると、培地成分の取り込み、細胞増殖とも回復がみられた。メバロン酸生成の特異的阻害剤であるコンパクチンを投与すると細胞増殖が阻害され、細胞中のβ-シトステロール量も減少した。コンパクチン処理細胞にメバロン酸を添加すると細胞増殖は回復する傾向をみせたが、β-シトステロールの添加は回復に効果がなかった。ツニカマイシン、chaetomellic acidナトリウム塩の添加は細胞増殖を阻害した。これらのことからイチョウ培養細胞において、ステロールは細胞増殖における重要な因子の一つではあるが、修飾化タンパク質等、他のメバロン酸代謝物も細胞増殖に関わっていることがわかった。
索引語細胞増殖;ステロール;メバロン酸代謝物;阻害;シトステロール;添加;イチョウ培養細胞;細胞中;シトステロール量;減少
引用文献数13
登録日2011年07月26日
収録データベースJASI, AGROLib

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