ギョウジャニンニクの葉の成長力の季節的変動と低温による自発休眠の打破

ギョウジャニンニクの葉の成長力の季節的変動と低温による自発休眠の打破

レコードナンバー770583論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015413NACSIS書誌IDAN00243054
著者名高樹 英明
森田 友秋
佐藤 利行
書誌名山形大學紀要. 農學
別誌名山形大学紀要. 農学
Bulletin of the Yamagata University. Agricultural science
発行元山形大学
巻号,ページ15巻・ 4号, p.195-209(2009-02)ISSN05134676
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抄録ギョウジャニンニクの萌芽は積雪下の2月中旬〜3月上旬に開始したが、この時期の日最高気温の旬平均は約4℃にすぎなかった。7月以降晩秋まで成長が停滞したが、この期間中に芽の内部では次代の側芽の分化や翌夏に抽苔する花序の分化が起こっていた。葉の成長力には季節的変動が見られ、5月上旬から12月上旬までは葉の成長力が極めて小さかったが、1月上旬頃から成長力が増加し始め、その後2月上旬から3月上旬にかけて急増して、3月上旬〜4月上旬に最大に達したが、その後急減少して5月上旬には再び極めて小さくなった。休眠から覚醒したギョウジャニンニクの葉の成長適温域は13〜21℃と考えられた。自発休眠は9月中旬以降、時の経過と共に徐々に浅くなり、その後11月中旬以降は急速に浅くなり、1月上旬にはかなり浅くなって2月上旬頃には覚醒した。自発休眠の打破に最も効果の高い温度は3℃であったが、0〜6℃の温度ならば実用的に十分な打破効果があった。これより高い温度では効果が低くなり、13℃以上では無効になった。低温処理による休眠打破が有効になるのは7月下旬以降に処理した場合で、12月中旬以降は目発休眠が浅くなるため、低温処理の効果が小さくなり、1月上旬以降は低温処理の効果が見られなくなった。休眠打破効果は低温処理期間が長くなるほど大きくなる傾向が見られた。また、掘り上げ時期が遅くなるほどより短い処理期間で休眠が打破された。
索引語葉;成長力;打破;ギョウジャニンニク;自発休眠;分化;温度;季節的変動;休眠;効果
引用文献数7
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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