セレンゲティ生態系に棲息するバーチェルシマウマの三叉神経節におけるウマヘルペスウイルス9ゲノムDNAの検出
セレンゲティ生態系に棲息するバーチェルシマウマの三叉神経節におけるウマヘルペスウイルス9ゲノムDNAの検出
レコードナンバー | 770700 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00004754 | NACSIS書誌ID | AA10796138 |
著者名 | Borchers K. Lieckfeldt D. Ludwig A. Hukushi H. Allen G. Fyumagwa R. Hoare R. | ||
書誌名 | The journal of veterinary medical science | ||
別誌名 | Journal of veterinary medical science J. vet. med. sci | ||
発行元 | Japanese Society of Veterinary Science | ||
巻号,ページ | 70巻・ 12号, p.1377-1381(2008-12) | ISSN | 09167250 |
全文表示 | PDFファイル (321KB) | ||
抄録 | ウマヘルペスウイルス9型(EHV-9)はトムソンガゼルの脳炎から分離された。EHV-9の自然宿主は不明であるが、ガゼルの感染源はシマウマであると考えられている。この仮説を検証するために、我々はセレンゲティ生態系に棲息する43頭のバーチェルシマウマ(Equus burchelli)と21頭のトムソンガゼル(Gazella thomsoni)由来の血清中に、EHVに対する中和抗体が存在するかを調べた。7頭のシマウマがEHV-1、EHV-9とグレイビーシマウマ由来EHV-1 T965株およびT616株に対して中和抗体をもっていた。17頭のバーチェルシマウマと1頭のトムソンガゼルの三叉神経節において、EHV-9 gB遺伝子ならびにEHV-1 ICP0遺伝子をNested polymerase chain reaction(PCR)により検出することを試みた。その結果1頭のシマウマの三叉神経節からEHV-9特異的配列が検出され、さらに塩基配列を決定することでPCRの結果を確認した。以上の結果から、バーチェルシマウマはEHV-9の感染を受け、同ウイルスは潜伏感染していると考えられた。 | ||
索引語 | バーチェルシマウマ;三叉神経節;検出;シマウマ;トムソンガゼル;セレンゲティ生態系;棲息;EHV;中和抗体;PCR | ||
引用文献数 | 24 | 登録日 | 2011年02月03日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |