モンシロチョウメス成虫の探索行動における寄主植物抽出物の影響

モンシロチョウメス成虫の探索行動における寄主植物抽出物の影響

レコードナンバー770749論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00013978NACSIS書誌IDAN00239079
著者名池浦 博美
小林 史幸
早田 保義
書誌名明治大学農学部研究報告 = Bulletin of the Faculty of Agriculture, Meiji University
別誌名明大農研報
Bulletin of School of Agriculture, Meiji University
発行元明治大学農学部
巻号,ページ58巻・ 4号, p.113-118(2009-03)ISSN04656083
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抄録寄主植物キャベツおよび非寄主植物レタス、または両植物の揮発性抽出物に対するモンシロチョウメス成虫の飛来選好性を検討することによって、寄主植物選好性の要因を明らかにした。寄主植物キャベツおよび非寄主植物レタスにおいて、メス成虫はキャベツを一方的に選好し、アブラナ科植物キャベツに対する寄主特異性を示した。また、メス成虫はレタス揮発性抽出物に比ベキャベツ抽出物を極めて高く選好したことから、寄主植物の揮発性成分を感知することによって寄主植物を識別することと、キャベツ揮発性抽出物においてメス成虫誘引成分の存在が示唆された。さらに、キャベツ揮発性抽出物の濃度上昇に伴うメス成虫の飛来選好性および飛来数の挙動を調査した。揮発性成分を抽出する量が増加するにつれてメス成虫の選好性も高くなる傾向となり、濃度依存性を示した。一方、飛来数は5×10gまで処理濃度が上昇するにつれて増加するものの、2.5×10(2)g以上の処理濃度では減少傾向となった。また、メス成虫は、キャベツ抽出量5×10〜2.5×10(2)gで最も高い選好性および飛来数を示したことから、このキャベツ抽出量範囲でメス成虫を誘引する成分が十分量となることが明らかとなった。これら結果から、モンシロチョウメス成虫は、寄主植物の揮発性成分を感知し寄主植物を識別していることが判明した。
索引語寄主植物;モンシロチョウメス成虫;メス成虫;非寄主植物レタス;揮発性成分;探索行動;寄主植物抽出物;キャベツ;成虫;物
引用文献数16
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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