異種寄生さび菌によるリンドウおよびヌマガヤさび病の湿原や雪田草原における発生分布と伝搬

異種寄生さび菌によるリンドウおよびヌマガヤさび病の湿原や雪田草原における発生分布と伝搬

レコードナンバー770770論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015089NACSIS書誌IDAN00052373
著者名仲谷 房治
書誌名北日本病害虫研究会報
別誌名Annual report of the Society of Plant Protection of North Japan
北日本病害虫研究会報
発行元北日本病害虫研究会
巻号,ページ57号, p.72-77(2006-12)ISSN0368623X
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抄録異種寄生さび菌によるリンドウおよびヌマガヤさび病は、東北地方の田代岳、八幡平、南八幡平、栗駒山、鳥海山に分布する湿原や雪田草原において発生している。高層湿原や中間湿原においてはその発生分布が広く、雪田草原では狭い傾向があるが、この違いはリンドウとヌマガヤの分布様相に依存すると考えられた。本病の発生地点はいずれもヌマガヤが優占種となっている区域にリンドウが多数分布するという植生的特徴がみられた。リンドウ(さび胞子世代)からヌマガヤ、逆にヌマガヤ(冬胞子世代)からリンドウヘの伝搬距離を調査した結果、両世代胞子から多数の病斑を形成できる範囲は約1m以内と判断された。本病の多発湿原内でもヌマガヤ以外の植物の群落内にリンドウが自生している場合、さび病は発生せず、また、リンドウが自生していないヌマガヤ群落ではヌマガヤさび病が発生しなかったが、これは本菌の実質的な伝搬距離がきわめて狭いためであり、このことが本病の発生分布を制限するものと推察された。
索引語リンドウ;異種寄生さび菌;ヌマガヤ;ヌマガヤさび病;雪田草原;発生分布;発生;湿原;本病;伝搬距離
引用文献数2
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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