数種pH条件下におけるイマザメタベンズの酸化物表面での加水分解
数種pH条件下におけるイマザメタベンズの酸化物表面での加水分解
レコードナンバー | 770845 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ20010122 | NACSIS書誌ID | AA11818622 |
著者名 | Joo J.H. Eberlein C.V. Morra M.J. | ||
書誌名 | Journal of pesticide science | ||
別誌名 | 日本農薬学会誌. 和文編 日本農薬学会誌 | ||
発行元 | 日本農薬学会 | ||
巻号,ページ | 33巻・ 4号, p.376-382(2008-11) | ISSN | 1348589X |
全文表示 | PDFファイル (472KB) | ||
抄録 | イマザメタベンズの除草活性発現には、加水分解に伴うイマザメタベンズ酸の生成が必要である。イマザメタベンズ酸の酸化物への吸着は、除草活性の持続性に影響を及ぼす。酸化物の有無の条件におけるイマザメタベンズの加水分解およびイマザメタベンズ酸の酸化物への吸着について、酸化アルミニウム(Al2O3)、針鉄鉱、アモルファスシリカおよび鋭錐石(アナターゼ)を用いて、種々のpHで調べた。酸化物が存在しない溶液中での加水分解速度は一次式に従った。加水分解速度はpHの上昇に伴って速くなり、pHに関して対数線形の関係を示した。酸化物を含む溶液中での加水分解も一次式に従った。ある種の酸化物ではあるpHで加水分解速度が速くなったが、速度の上昇には、酸化物よりもpHが非常に大きな役割を持っていた。生成したイマザメタベンズ酸の酸化物への吸着は、pHの上昇に伴って低下した。pH 5.0では酸のAl2O3への吸着は生成した酸全量の44%であったが、pH 8.0では6%であった。 | ||
索引語 | 酸化物;加水分解;イマザメタベンズ;吸着;酸;イマザメタベンズ酸;加水分解速度;上昇;溶液中;一次式 | ||
引用文献数 | 19 | 登録日 | 2011年03月05日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |