リンドウにさび胞子世代を有するヌマガヤさび病菌Puccinia moliniae、特にリンドウが自生しないヌマガヤ湿原における発生特徴について

リンドウにさび胞子世代を有するヌマガヤさび病菌Puccinia moliniae、特にリンドウが自生しないヌマガヤ湿原における発生特徴について

レコードナンバー771067論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015089NACSIS書誌IDAN00052373
著者名仲谷 房治
原田 幸雄
書誌名北日本病害虫研究会報
別誌名Annual report of the Society of Plant Protection of North Japan
北日本病害虫研究会報
発行元北日本病害虫研究会
巻号,ページ59号, p.77-81(2008-12)ISSN0368623X
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抄録東北地方の高標高地(標高950-1,600m)に分布する湿原でリンドウ(エゾオヤマリンドウ)にさび胞子世代、ヌマガヤに夏胞子と冬胞子世代を形成する異種寄生性さび病菌およびリンドウが自生していない八甲田田代平湿原(標高560-580m)において多発しているヌマガヤさび病菌は、ヌマガヤ属さび病の既知種Puccinia moliniae Tul.と形態的特徴がほぼ一致した。田代平湿原で採集したヌマガヤさび病菌をエゾオヤマリンドウに接種したところ、さび胞子世代を形成した。1年の調査では、田代平湿原のヌマガヤで、本病は8月5日に散発し、特定の株にだけ病斑が形成され、周辺の伝染源と思われるさび胞子世代のさび病菌に感染した植物は認められなかった。田代平湿原における夏胞子の伝播によるさび病の蔓延は、異種寄生性の生活環が観察される高標高地の湿原に比較して、約1か月も遅い9月中旬まで続いた。
索引語リンドウ;田代平湿原;さび胞子世代;高標高地;夏胞子;形成;moliniae;自生;湿原;ヌマガヤ
引用文献数7
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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