紅麹菌(Monascus anka AHU9085)の色素生産性に及ぼす窒素源の効果
紅麹菌(Monascus anka AHU9085)の色素生産性に及ぼす窒素源の効果
レコードナンバー | 771116 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00014795 | NACSIS書誌ID | AN00311992 |
著者名 | 高橋 真美 松本 孝 森高 初惠 | ||
書誌名 | 日本栄養・食糧学会誌 | ||
別誌名 | 日本栄養・食糧学会誌 | ||
発行元 | 日本栄養・食糧学会 | ||
巻号,ページ | 62巻・ 1号, p.19-23(2009-02) | ISSN | 02873516 |
全文表示 | PDFファイル (407KB) | ||
抄録 | Monascus anka AHU9085の色素生産性の向上を目的として、5種類の窒素源(ペプトン、L-アスパラギン酸、硫酸アンモニウム、モノグルタミン酸ナトリウム、硝酸カリウム)が色素生産性に及ぼす影響を検討した。5種類の窒素源のいずれも、濃度を0.3%にした場合、0.03%の場合よりも色素生産性は増大し、0.3%ペプトンにおいて黄色系色素および赤色系色素の色素生産性が最大になった。さらに、ペプトンにL-アスパラギン酸を添加した場合、ペプトン単独の場合に比べて黄色系色素および赤色系色素の色素生産性がともに増加し、1.0%ペプトンに0.3%L-アスパラギン酸を組み合わせた場合に最も色素生産性が増加した。黄色系色素に対する赤色系色素の生産割合が最も高かったのはペプトンに0.3%MSGを添加した場合であった。HPLC分析の結果から、増加した主要色素はmonascorubrin、rubropunctatin、monascin、ankaflavinであると推定された。 | ||
索引語 | 色素生産性;ペプトン;窒素源;アスパラギン酸;黄色系色素;赤色系色素;増加;anka;Monascus;場合 | ||
引用文献数 | 33 | 登録日 | 2011年03月05日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |