近赤外分光法によるイチゴ果実糖組成の非破壊測定

近赤外分光法によるイチゴ果実糖組成の非破壊測定

レコードナンバー771159論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00012295NACSIS書誌IDAN10467499
著者名西沢 隆
森 佑子
福島 慎也
夏賀 元康
丸山 康広
書誌名日本食品科学工学会誌
別誌名日本食品科学工学会誌
発行元日本食品科学工学会
巻号,ページ56巻・ 4号, p.229-235(2009-04)ISSN1341027X
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抄録イチゴ品種‘章姫’、‘さちのか’、‘紅ほっぺ’の果実に含まれる可溶性固形物含量(SSC)およびグルコース、フルクトースおよびスクロース濃度を、近赤外(NIR)分光法により非破壊的に推定した。熟度の異なる果実の糖濃度を酵素法により分析し、NIR分光法で求めたスペクトル分析結果と比較した。その結果、全ての測定項目とも700〜925nmの範囲で最適波長が得られた。また、原吸光スペクトルによって得られたキャリブレーション結果の精度は、二次微分処理やMSC処理を行っても変わらなかった。そこで、3品種を合わせた原スペクトルと化学分析値に基づく新たなキャリブレーションを求めたところ、SSCがR(2)=0.86、SEP=0.9%、グルコースがR(2)=0.74、SEP=5.6mg/g FW、フルクトースがR(2)=0.50、SEP=6.3mg/g FW、スクロースがR(2)=0.51、SEP=12.5mg/g FWとなり、品種ごとに作成したキャリブレーション結果とほぼ等しい精度が得られた。したがって、品種や熟度を問わず、700〜925nmの原スペクトルを用いることにより、イチゴ果実に含まれる組成別糖濃度およびSSCを推定できると考えられた。
索引語キャリブレーション結果;SSC;FW;果実;グルコース;熟度;精度;原スペクトル;さちのか;キャリブレーション
引用文献数19
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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