食品酵母Candida utilisを用いて調製された短鎖ローカストビーンガムの凍結保護活性

食品酵母Candida utilisを用いて調製された短鎖ローカストビーンガムの凍結保護活性

レコードナンバー771173論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20014033NACSIS書誌IDAA12076107
著者名河原 秀久
徳野 悠祐
阪本 匡章
小幡 斉
鈴木 雅之
槇島 聡
裏地 達哉
書誌名日本食品工学会誌 = Japan journal of food engineering
別誌名日本食品工学会誌
JSFE
発行元日本食品工学会
巻号,ページ9巻・ 4号, p.289-296(2008-12)ISSN13457942
全文表示PDFファイル (544KB) 
抄録種々の食品酵母株のスクリーニングテストによって、Candida utilis NBRC1086がローカストビーンガム(LBG)培地で生育できることが明らかになった。C. utilisは、0.5%(w/v)LBG、0.3%(w/v)(NH4)2SO4、0.02%(w/v)MgSO4・7H2O、0.01%(w/v)Yeast extract、0.15%(w/v)NaH2PO4、0.1%(w/v)KH2PO4を含むLBG培地(pH 5.0)で、24時間培養された。また、C. utilisは、培地中にβ-マンノシダーゼを生産することによってLBG(300 kDa)を短鎖LBG(120 kDa)に分解していた。各々のLBGは、ゲルろ過クロマトグラフィによって分離された。短鎖LBGの単一性はペーパークロマトグラフィとGPC分析によって確認された。短鎖LBGの酸加水分解物のマンノースとガラクトース比は、2.8:1であった。精製した短鎖LBGは、50μg/ml濃度で高い凍結保護活性(100%)を示し、LBGやマンナンおよび他の糖よりも高い活性であった。この凍結保護活性は乳酸脱水素酵素とアルコール脱水素酵素に特異的であった。精製短鎖LBGのCP50は、8.3×10 nMであり、この値は牛血清アルブミンの約5分の1であった。また、精製した短鎖LBGは、冷凍液卵を安定化させることも確認できた。我々は、短鎖LBGが多様な冷凍食品に対して凍結保護剤の可能性をもっていると期待している。
索引語w/v;短鎖LBG;LBG;凍結保護活性;食品酵母Candida utilis;utilis;培地;精製;kDa;Candida utilis
引用文献数32
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat