湧水性端脚類ヒメアナンデールヨコエビJesogammarus fluvialis Morinoの地理的分布と生息環境

湧水性端脚類ヒメアナンデールヨコエビJesogammarus fluvialis Morinoの地理的分布と生息環境

レコードナンバー771291論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00016414NACSIS書誌IDAN0024866X
著者名草野 晴美
書誌名陸水學雜誌
別誌名Japanese journal of limnology
発行元日本陸水學會
巻号,ページ69巻・ 3号, p.223-236(2009-01)ISSN00215104
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抄録湧水性端脚類の1種、ヒメアナンデールヨコエビJesogammarus fluvialis Morinoの地理的分布と生息場所の環境ついて、1986年から2006年にかけて調査を行なった。東海から中部にかけての広域調査により、本種は鈴鹿山脈周辺と富士山周辺の2つの地域に分かれて分布することがわかった。高密度の生息は湧水源流周辺に限られ、湧水が流入する河川本流では生息しないか、または密度が低かった。また本種が生息していた湧水流には、5つの共通する特徴が見られた。すなわち、(1)水温は10〜17℃の範囲内である、(2)底質は砂礫である、(3)平野部または平坦な地形にある、(4)開空度が高い、(5)沈水性または抽水性の水生植物が繁茂する。本種はこのような湧水流でミズムシや水生昆虫などともに、主に水生植物に付着して生息していた。また微小分布の調査からは、密な植物体に密集する傾向があること、スラッジの堆積やエビや魚などの捕食者の存在が生息を抑制する要因となっていることが示唆された。
索引語本種;fluvialis;Morino;地理的分布;生息;調査;湧水流;水生植物;分布;高密度
引用文献数23
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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