トルコギキョウ種子の登熟期における低温遭遇に対する抽だい反応

トルコギキョウ種子の登熟期における低温遭遇に対する抽だい反応

レコードナンバー771324論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20004168NACSIS書誌IDAA11608561
著者名今村 仁
須藤 憲一
池田 広
書誌名園芸学研究
別誌名Horticultural research (Japan)
発行元園芸学会
巻号,ページ8巻・ 1号, p.41-46(2009-01)ISSN13472658
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抄録トルコギキョウの種子登熟期に未熟な朔果(未熟果)に対する温度処理を行い、登熟時の温度条件が高温下で播種された実生の抽だいに及ぼす影響を調査した。登熟時の高温(38/28℃:昼/夜)は、涼温(23/18℃)と比較して抽だい率を低下させた。また、涼温条件と、暖地の雨よけハウスにおける夏から秋にかけての温度条件で登熟させた種子の抽だい率はほぼ同じになった。受粉後3週間の‘彩の桜’の未熟果を花梗をつけて植物体から切り取り、糖を含む切り花保存剤を与えながら10、15、20、25℃の温度に3〜11週間置いた場合、10℃では3〜9週間、15℃では7〜9週間の温度処理をしたときに抽だい率が高くなった。受粉から7または9週間後に切り取った‘彩の桜’未熟果を、種子が乾燥するまで5.5、9.5、13.5、17.5、21.5℃の温度に乾燥状態で置くと、5.5〜17.5℃の範囲で実生の抽だい率が高くなった。これらの結果から、種子は登熟中の温度の影響を発芽後も保持しており、登熟中に与えられた低温は抽だいを促進する効果のあることが明らかとなった。また、未熟果を植物体から切り離すこと自体にも抽だいを促進する効果があり、加えて植物体から切り離した未熟果は低温に感応して、その種子は高い抽だい率を示した。
索引語未熟果;抽だい;抽だい率;植物体;種子;温度処理;温度条件;実生;温度;トルコギキョウ種子
引用文献数10
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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