ハタ科交雑魚アカマダラハタEpinephelus fuscoguttatus×タマカイE. lanceolatusの卵発生と仔魚の発育
ハタ科交雑魚アカマダラハタEpinephelus fuscoguttatus×タマカイE. lanceolatusの卵発生と仔魚の発育
レコードナンバー | 771474 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00008678 | NACSIS書誌ID | AN00124667 |
著者名 | Ch'ng C.L. 瀬尾 重治 | ||
書誌名 | 水産増殖 = The aquiculture | ||
別誌名 | Aquacult. Sci. Aquaculture Science Suisanzoshoku | ||
発行元 | 水産増殖談話会 | ||
巻号,ページ | 56巻・ 4号, p.505-512(2008-12) | ISSN | 03714217 |
全文表示 | PDFファイル (772KB) | ||
抄録 | ハタ科交雑魚類アカマダラハタEpinephelus fuscoguttatus×タマカイE. lanceolatus(TGGG)の種苗生産技術を確立するため、卵発生と仔魚の発育を観察した。体重8.2kgの雌のアカマダラハタから搾出た卵は、直径0.84±0.03mm(平均±標準偏差)で、1g当たりの卵数は2,588であった。雄のタマカイの精液による受精後、卵は卵膜から水分を吸収し、球形となった。卵の油球は、直径が0.21±0.01mmであった。水温28.5℃、塩分30pptで、受精後18-19時間に孵化した。受精率および孵化率はそれぞれ86.8%および87.2%であった。孵化仔魚は、他のEpinephelus属としばしば同様の発育を示した。孵化直後の仔魚は全長2.00±0.30mmであり、水面直下で静止状態であった。孵化後仔魚の初期に大量斃死があり、生残率は孵化後15日から安定した。孵化後30日から浮遊生活から底性生活への移行を開始した。324,000尾の孵化仔魚から、1,753尾の稚魚(孵化後30日、平均全長22.5±2.7mm)を生産した。 | ||
索引語 | Epinephelus;孵化仔魚;卵;ハタ科;交雑;魚;仔魚;受精;孵化;球形 | ||
引用文献数 | 15 | 登録日 | 2011年07月26日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |