水稲の良食味・いもち耐病性品種の育成と耐病性の経済的効果の評価

水稲の良食味・いもち耐病性品種の育成と耐病性の経済的効果の評価

レコードナンバー772045論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20010231NACSIS書誌IDAA11655277
著者名山口 誠之
書誌名東北農業研究センター研究報告 = Bulletin of the National Agricultural Research Center for Tohoku Region
別誌名Bulletin of Tohoku Agricultural Research Center
Bulletin of the Tohoku Agricultural Research Center
Bull. Natl. Agric. Res. Cent. Tohoku Reg.
東北農研研報
独立行政法人農業技術研究機構東北農業研究センター研究報告
発行元東北農業研究センター
巻号,ページ110号, p.83-127(2009-03)ISSN13473379
全文表示PDFファイル (4835KB) 
抄録いもち病に強く、食味が優れた水稲品種を育成するとともに、東北地域での耐病性品種による薬剤削減の経済的効果を評価した。良食味品種はいもち耐病性(圃場抵抗性)が劣るものが多く、食味といもち耐病性の結合は難しいと考えられてきた。本研究ではまず、交配を効率的に行う簡易交配法を開発した。次いで、様々な交配組合せを展開し、良食味でいもち耐病性系統が存在することを明らかにした。そして、良食味・いもち耐病性品種として1996年に「おきにいり」、2003年にさらにいもち耐病性が強化された「ちゅらひかり」を育成した。いもち病防除に対する品種の耐病性と薬剤防除の効果を比較すると、生育初期は薬剤防除の効果が高く、生育が進むにつれて品種の耐病性の効果が現れた。耐病性品種は弱い品種に3回以上の薬剤防除を行った効果に匹敵し、その効果はいもち病多発生年ほど大きかった。いもち耐病性品種を利用すれば、いもち病の発生程度に関わらず、少なくとも葉いもち防除が不要であると考えられた。東北地域における耐病性品種導入のメリットについて考察した。
索引語効果;もち耐病性品種;もち耐病性;耐病性;良食味;品種;育成;薬剤防除;耐病性品種;経済的効果
引用文献数67
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat