交雑種去勢牛の肥育中期以降における飼料中第一胃分解性タンパク質割合および大麦とトウモロコシの配合割合が産肉性に及ぼす影響

交雑種去勢牛の肥育中期以降における飼料中第一胃分解性タンパク質割合および大麦とトウモロコシの配合割合が産肉性に及ぼす影響

レコードナンバー772240論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20005895NACSIS書誌IDAN10485504
著者名浅岡 壮平
浅田 研一
稲田 淳
磯崎 良寛
書誌名福岡県農業総合試験場研究報告
別誌名福岡農総試研報
Bull. Fukuoka Agric. Res. Cent
発行元福岡県農業総合試験場
巻号,ページ28号, p.74-78(2009-03)ISSN13414593
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抄録飼料中の第一胃分解性タンパク質割合および大麦とトウモロコシの配合割合が、発育性および枝肉性状に及ぼす影響を検討するために、交雑種去勢牛18頭を用い、肥育中期(14.6〜19.2ヵ月齢)および肥育後期(〜25.1ヵ月齢)の肥育試験を実施した。飼料中の可消化養分総量(TDN)および粗タンパク質(CP)の割合を同一とした上で、CP中の分解性タンパク質割合を61.6〜66.7%とした高分解区および55.8〜59.7%とした低分解区の2区と、大麦多給区とトウモロコシ多給区の2区を組み合わせることにより計4区を設定した。試験の結果、低分解区では、肥育中期、後期ともに、飼料摂取量が有意に増加した。増体は、低分解区で肥育中期に増加する傾向が見られ、体重でも、肥育後期に有意に重くなった。枝肉性状では、肉色基準値(BCS No.)に交互作用が認められ、高分解-トウモロコシ多給区が他区に比べ有意に高かった。また、胸最長筋内脂肪のオレイン酸割合でも交互作用が認められ、高分解区では大麦多給区とトウモロコシ多給区でほとんど差がないのに対し、低分解区においては大麦多給区でオレイン酸割合が低く、トウモロコシ多給区では高かった。これらのことから、肥育中期以降に粗タンパク質中の第一胃分解性タンパク質割合を56〜60%程度とすることにより枝肉重量の増加が期待できること、また、分解性タンパク質割合と大麦とトウモロコシの配合割合により、枝肉の肉色および胸最長筋内のオレイン酸割合をコントロールできる可能性が示唆された。
索引語肥育中期;トウモロコシ;大麦;低分解区;トウモロコシ多給区;配合割合;肥育後期;分解性タンパク質割合;大麦多給区;オレイン酸割合
引用文献数12
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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